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Ciao a tutti!!
バレンタインのお祭りからかれこれ1週間。アッと言う間だねぇ。
インフルエンザが流行ってますが、皆様お元気?!
今週はイタリア語通訳業務が忙しくて、なかなかブログも更新できずにゴメンちゃい。メッセージ貰った読者の皆様、返信遅くなりお許しを~!

さて、さて、ポルトガルでの通訳日誌、お待たせしました。後半いってみよう! お付き合い下さいませ~、笑。
今日はポルトガルの美しいアズレージョの町、アヴェイロのお話しだよ。
アヴェイロは、前回、サンデマンのワイナリー視察の記事でご紹介したポルトガルの銘酒ポート・ワインのお里、ポルトから大学の町コインブラへ向かう、ほぼ中間あたりに位置する町。

アヴェイロは、ローマ帝国が支配する時代から豊かな漁業と牧畜で栄えた町。中世の時代には塩の生産と鱈漁で繁栄し、一時はポルトを凌ぐ勢いだった。町の中心を流れる運河にはカヌーのようなカラフルな小舟、モリセイロが行き交う。

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そして、アヴェイロの見どころと言えば、、、なんと言ってもポルトガルの代表的な芸術、Azulejo アズレージョを施した旧駅舎。
古くからポルトガルの建物は、内側の壁にも外側の壁にも、青を基調としたタイルを使用する伝統がある。歴史的建造物は勿論のこと、駅舎などの近代的な建物にも使われた。

ポルトガルではタイルのことをアズレージョという。もともと Azulejo アズレージョの語源は、Lapis Lazuli ラピス ラズリと呼ばれる青金石からきている。
Lapis ラピスはラテン語で石、Lazuli ラズリはペルシャ語で青色を示す。ギリシャ人、ローマ人、アラブ人によって好まれ、飾り石として重宝がられた。
因みにイタリア語でも、青色を示す時は Azzurro/a アズーロ/ラ と言い、語源は同じなのだ!

711年、アラブ人がジブラルタル海峡を渡りスペインに侵入。瞬く間にイベリア半島ほぼ全域を征服した。イスラム教徒がスペイン人にタイル製造技術を教え、それがポルトガルに伝わっていった。

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アヴェイロの駅に施された一つ一つのアズレージョには、全く異なる情景や人々の風俗、生活などが描かれていて、まるで、旧駅舎全体が一大芸術作品であるかのような錯覚を覚える!