Many were the ancient people that have been in Evora, Portugal, but the Romans were those who transformed Evora into an imperial city.
They called it Ebora Liberalitas Giulia, and left several signs of their passage, from which the Roman Temple, known improperly as Tempio Diana, stands out.
ポルトガルの古代都市エヴォラには、ギリシャ人やヘブライ人、イスラム人など古代の人々が多く行き交った時代があった。がしかし、エヴォラを帝国の都市に変えたのは古代ローマ人であった。
ポルトガルの古代都市エヴォラには、ギリシャ人やヘブライ人、イスラム人など古代の人々が多く行き交った時代があった。がしかし、エヴォラを帝国の都市に変えたのは古代ローマ人であった。
彼らはエヴォラを自由主義の確立した都市として、多くの建築物を残した。その中でも特に興味深いのは、ディアナ神殿と呼ばれるローマ時代の神殿。
ローマ神話に登場する月の女神ディアナは、狩りを嗜む。多産をもたらす神、子供の守護神として活躍。ギリシャ神話のアルテミスとしても知られている。
紀元2世紀に造られたコリント様式のディアナ神殿は、柱頭に華麗なアカンサス (アザミの一種) の葉が飾られているのが特徴。因みに古代ギリシャ建築の列柱様式として、一番古いのは簡素な柱頭を持つドーリア様式。アテネのパルテノン神殿に代表される。
又、コリント様式の一歩手前であるイオニア様式は、渦巻き装飾が柱頭を飾る。南イタリアでよく見かけられるタイプ。
九州のキリシタン大名が、ローマ教皇謁見のために派遣した天正遣欧少年使節団、伊東マンショ、千々石ミゲル、原マルチーノ、中浦ジュリアンの4名は、1584年 エヴォラに8日間滞在した。ポルトガルと日本の交流は既に400年を超えているのだ。
エボラの歴史地区が、ユネスコの世界遺産に登録されたのは1986年。
