水木一郎アニキとの思い出 -2ページ目

水木一郎アニキとの思い出

ブログの説明を入力します。

初ブログです。ブログをやるつもりはなかったのですが、納得できないことがあったので、書く気になりました。

それは、平成27年大相撲夏場所4日目、横綱日馬富士対佐田の海戦の勝負判定についてです。
取り直しの1番も微妙な勝負でしたが、佐田の海に分があり、妥当な判定でした。
しかし、最初の1番は、明らかに日馬富士が勝った相撲でした。
審判長の場内説明では、日馬富士の体が飛んだのを問題視していたようでしたが、日馬富士は左から上手投げを打ちながら飛んでおり、対して佐田の海は、体が完全に裏返り、死に体でした。
次いで、日馬富士よりも先に、佐田の海の右足が土俵外に着いています。
行司が肉眼による判断で正しい軍配を挙げているのに、5人もの勝負審判がビデオ映像も参考にしながら、何故このような誤った判定をしてしまったのか、理解に苦しみます。
確認のための物言いは付いても、取り直しは100%有り得ない相撲でした。
横綱本人や師匠は、この件について何もコメントしていませんが、(白鵬の問題発言を反面教師にしたか?)「佐田の海、涙の初金星」のムードに流されて、スルーしてはいけない問題だと思います。
かつては、誤審があった場合は、読売新聞社発行の「大相撲」誌が鋭く追及していましたが、今はこのようなマスコミ媒体は皆無なのが現状です。
本来であれば、外部からの指摘がなくても、審判部長が審判長に注意して事の経緯を理事長に報告する、或いは理事長が審判部長に厳しく注意するのが正しい姿だと思いますが、残念ながら相撲協会にはこのような自浄機能はありません。
前々から思っていたことですが、勝負審判はもっと若い親方に任せるべきだと考えます。
審判部は花形部署ということで、それなりの役職(原則として委員以上)の親方衆が務めています。彼らは確かに元力士で相撲のプロフェッショナルですが、どうしても加齢で動体視力が衰えているように思うのです。でなければ、他に今回のような誤審を生む原因の説明がつきません。(蛇足ですが、判定に力士の依怙贔屓があっては、絶対いけません)

ある程度長い相撲ファンには、今回の判定がおかしいと思っている人は多いと思われます。