僕は物づくりが

とても好きだけど

 

子供の頃

家庭科と書道が好きじゃなかった。

 

裁縫が嫌いなわけではないんだけど

授業だと 

きっちり測る作業があって

それが好きでない。

 

要するに

面倒くさがりなのである。

 

適当に測って

適当に切って

適当に縫うのは割と好き。

 

なので子供達が小さい時には

簡単な洋服を作ったりもした。

 

型紙とかは全く使わず

殆どフリーハンドで。

 

授業で適当にやると

きちんとできないので

良い点は取れない。

 

良かったのは刺繍ぐらい……

 

 

書道は 

……

スピードが苦手なのである。

 

書というのは

曲がったから後で直すが効かない。

 

一発勝負で

いいのができるまで

何回でもやり直し

 

それが嫌だったのと

 

道具の用意と後片付けが

面倒だったかな……

 

絵の具だと面倒じゃないのに

墨だと面倒なのは何故だろう?

と何度か思ったことがあるけど

 

黒く汚れるのが嫌だったのかもしれない。

 

あと

父が書道に割と力を入れてる教師で

 

書初めなどを

家で何度も練習させられて

厳しくされたせいかもしれない。

 

おかげで

書道の基本は割と身についてるので

学校で賞はたくさんもらったけど

 

それでも書道は嫌いだった。

 

ペンで書く字は

いまだに下手くそだし

 

全く役に立ってない……。

 

書いても書いても

みんなゴミになるのも

嫌だった理由かもしれない。

 

絵なら

ちょっと曲がったから

筆を足して直すとか

別の色で上塗りできるし

 

一瞬の失敗で

ゴミにはならないよね。

 

 

 

なんでそんなことを思い出したかというと

 

木彫りで

きっちり測ってやってる先輩方が

おられるからである。

 

見本の写真を前後左右撮って

全部に2cm角の方眼線を引く

 

そして線に番号をふる

まるで碁盤のように……

 

そして木材の方にも線を引いて

型通りにきっちり彫る

彫ると線が消えるのでまた書く

 

それを繰り返して

とにかくすべての作品を

きっちり型通りに作っておられる。

 

もちろん 素晴らしい作品に仕上がる。

 

僕にも

そうやってやったらいいと

勧めてくれるんだけど

 

それはできないなぁ。

 

面倒くさすぎて無理……

 

 

誰でもそうやるわけではなくて

 

前からと横からの写真は必要だけど

切り抜いた絵を

そのまま木に当てて回りをぐるっと

形をとって

それだけでやってる人が多い。

 

僕はもちろん そっち

 

それだと見本とは

ずれが生じるけど

 

面倒じゃない方がいいからね。

 

 

いずれ

もっと精密な像を彫るようになったら

方眼線を引く必要も出てくるかもしれないけど

 

今はまだ 

そんな細かいのは彫れないので

 

適当を楽しんでおります。