
「浦賀屋」とは、今自分がいる、この家の屋号だ。
この家に来て、明日3月1日で、15年が経つ。
入籍は9月、挙式は11月だが。
行き場所を失った俺を、ある意味拾ってくれた場所だ。
15年前の3月1日から、ずっと日誌を付けている。
主な目的は、毎日の農作業の記録を残すため。
次の年以降の、仕事の参考になる。
だから、分厚いノートを使い、1ページを3つに区切り、
3年間の記録を、一冊に記録している。
仕事以外のことも、例えば子供の入学式とか、
ちょっこっと書いたりもする。
15年経つから、5冊になった。
長いようで、長かった。
そんな日誌の中で、唯一空白の期間が、10か月ほど、ある。
5年目。2006年5月に、空白は始まっている。
首のヘルニアを患った時だ。
医者からも見放され。
今も通い続けている、カイロプラクティックの治療に巡り合うまでは
どん底だった。
けど、今、頑張れている。
どん底を知った者は強い、などどよく言われるが、
未だにけっこう、弱い。
けど、なんとか、なっている。
もう、空白のページは、作らないようにしたい。
誰かに引き継ぐまで..
