昨日、長崎にゴールしてしまってまだ2日あるのでさあどこへ行こうか?

で思いついたのが諫早湾の堤防を走り切って雲仙普賢岳を見たいと思って朝7:07の電車で堤防の近くの湯江駅へ。

駅の周りは何もありません(@_@)

 

飲み物を国道沿いのドラッグストアで買って進むとすぐに堤防道路。

雲仙普賢岳が遠くに見えます。

去年も書いたと思いますが、堤防の近くに「海を壊す開門!!絶対反対」の看板。

昔は堤防を作ることに反対していたのが今度は開門反対。これは堤防に行ってみて海の色を見てみると分かります。

この堤防、建設当時ニュースで干拓をして農地を広げる話ばかりと思っていたら実際は洪水や高潮対策が目的だったようです。

実際に見てみると堤防の内側と外側では全く水の色が違います。

 

堤防の長さは7㎞。1㎞ごとに標識があります。歩道は雑草がかなり生えていて蜘蛛の巣を避けながら進んで行きます。

ちょうど真ん中あたりに駐車スペースがあって歩道橋の上から堤防を見ることができます。

ここで少し休憩をして1㎞ほど進むと雲仙市に入ります。標識の向こう側には普賢岳が見えます。

そして2㎞ほど走ると反対側の水門があってようやく堤防道路を完走(^_-)-☆

島原鉄道を越えて高架橋の日陰で休憩。

再スタートを切ると子供連れのお母さんから「島原鉄道の吾妻駅はどのあたりですか?」と聞かれ駅らしいものがあったので「少し行ったところに駅らしいものがありましたよ」と答えましたが後で調べてみるとそれは駅じゃなくてそこから1㎞ちょっとありました(@_@)いい加減なことは言わないことです((+_+))

 

そこから進むと川の河口に干潟が広がっていました。潮が引くと船が陸の上に上がる位でなかなか他では見られない景色です。

ここから延々と続く道を走っては歩いての繰り返し。1時間ほど走ると変わった街灯が続く道に入っていきよく見ると「くにみ」の文字と街灯の形がサッカーボール。そう国見高校の近くでした。

さすがに暑さで国見高校を見に行くための寄り道はできませんでした。

 

この多比良という土地。多分大学3年の時にバイクで九州を回った時にここからフェリーに乗って熊本側に渡った所だと思います。

この辺りでも干潟が広がっていました。

既に12時を軽く回っていたので食事をするところを探しながら走りますがなかなかありません。

ようやく見つけたのは14時30分頃。

ありあけ食堂というお店で障害者雇用促進のお店のようで「冷やしタンタンうどん」を頂きましたが結構うまい。値段も安かったのでとても良いお店に出会えました。

 

腹ごしらえも出来て少し走ると目的地の大三東駅。

海から一番近い駅というキャッチコピーでいろいろなポスターにも使われている駅です。

 

人は沢山いましたがどうも電車の乗客ではないようです(^^;

 

滞在時間は5分ほどで再スタート。

暑いので日陰は歩いて日向は走るのパターンで進んで行くとガソリンスタンドの方が声をかけてくれて水道を使って体を冷やします。助かりました(^^♪

話をしてみるといろいろマラソンには出られているようでした。

残り4㎞ちょっとでしたが相変わらず歩いて走っての繰り返し。

普賢岳も近くに見えて街中に入って行ってようやく島原に入ってきました。

そして16時24分にようやく島原駅に到着。今日は33㎞を走り切りました。

今回は長崎でゴールしたのでおまけで島原半島を走りましたが、次は???対岸の熊本辺りからスタートしようか?(^_-)-☆

 

追伸

翌日の午前中に長崎原爆資料館に二度目の訪問。

去年は雨だったこともあって人が少なかったけどこの日はかなりの人。それも外国人観光客がめちゃくちゃ多かった。後日プロジェクトXではだしのゲンの翻訳の話があったけど、海外の人には原爆の話はどのように伝わっているのでしょうか?

訪問した海外の人が帰国して原爆の悲惨さを少しでも伝えてくれることを祈っています。

 

無事ゴール出来たので少しだけ寄付をしておきました。世界で戦争が無くなることを祈ります。


昨年、線状降水帯で足止めにあったピースラン最終日は諫早から長崎です。

前日、昼過ぎまで仕事をして大阪空港から長崎空港まで飛行機で移動。

今回はJALのマイルを使ったので片道は只です。
着いたのが遅かったので長崎出身のルーマニア在住のラグ友の去年のアドバイスを思い出して、思案橋ラーメンで特性ちゃんぽんとおでんとビールでエネルギー補給(^^♪

今回も泊りは大波止のニューポートホテル。アクセスが良くて目の前にゆめタウンがあり便利です。

さて、翌日予定通り8:33の電車で諫早へ移動。

準備を済ませて9:16に諫早駅を出発。

長崎まではアップダウンが多いコース。

スタート時点で気温は30℃くらい。
東西南北が全く分からない状態ですが事前に地図で確認したとおりに進みます。
頼りは道路看板です。


少し進んで信号待ちで道の反対側になんか珍しい自動販売機。

レストランで売っている料理の冷凍食品でした。走っているといろいろ珍しいものに出会えます。

道路看板に長崎まで25㎞。事前に確認していた距離とほぼ同じです。

西九州新幹線と長崎本線が並行する横を進みますが暑い(>_<)


50分ほど進んだところで最初の休憩。
スーパーがあったのでスポーツドリンクと水を買って再スタート。

喜々津で高速に乗らずに国道を進むとここから上り。

市布のあたりで高速道路の乗り口あってこのまま進んで大丈夫かと思いながら進むと国道の歩道があって一安心。

藤棚という所が頂点でそこから下ります。

肥前古賀のあたりのファミマで2回目の休憩。この辺りで12-3㎞くらい。

日陰が無いので道を渡った所の日陰で休憩。
アイスと水と凍ったスポーツドリンクを買って再スタート。
この辺りまでキロ8~9分台で何とか走れてます。時間は正午くらい。

少し行くと西九州新幹線と高速道路の高架が見えて景色も町らしくなってきました。

道標の長崎まで10㎞を励みに進むと切通しの三叉路。


ここから最大の難所の上りで4㎞で120m登ります。


この辺りまで来ると少し走っては歩きの連続。1㎞ほど上って大きくU字カーブの手前で休憩。

凍ったペットボトルのスポーツドリンクも半分くらい溶けてきて飲むと体が中から冷せて気持ち良い(^^♪

再スタートして1㎞ほど上ると新日見トンネルに突入。長さは1,055m。トンネルの中は日光が当たらないので順調に進めます。



トンネルを出て少し進むと2つ目のトンネル。本河内トンネルで長さは329m。


このトンネルを出ると下って遠くに稲佐山が見えてきて長崎にいよいよ突入です。

ここからはもう安心して走ったり、歩いたり、歩いたり、歩いたり、走ったりといった感じ(@_@)
路面電車の蛍茶屋の駅が見えていよいよといった感じ。

馬町の交差点の所に長崎街道の案内板。

案内板には小倉~長崎が8日、そこから江戸まで40日となっていますが、ルートは違いますが東京~京都が12日、京都から神戸が4日、神戸から下関が21日、下関から長崎が9日と昔の人とあまり変わりません。人間はそれほど進化していないのかもしれません。

諏訪神社前を通り、今回の旅の感謝を伝えようと思いましたが階段を上る体力がありませんので鳥居の前で拝んでおきました。

そしてついに14時20分に長崎駅に到着。

今日は25.1㎞でのんびり旅だったので4時間もかかりましたがようやくゴール。

東京から多分1,400㎞くらい。
昔の人もやってた事だから出来ると思ってやったら出来ました(^^♪
走ってみると多分車では見逃してしまいそうなことも発見出来たり面白かった。

とりあえずやってみることです(^_-)-☆

2025年月前半戦の最終レースは 第42回カーター記念黒部名水マラソン。
今回は金曜日の午後に出発して松本に前泊。立山黒部アルペンルートを抜けて富山に入るルートです。

新大阪14時発ののぞみで名古屋へ移動、


そこから特急しなので松本に移動し宿泊。



翌日に、信濃大町駅から立山黒部アルペンルートを抜けて富山に入ったのは夕方17:00。
今回の移動は立山黒部アルペンきっぷというものを使いましたがこれはアルペンルートが8日間乗り放題というお得なきっぷです。


黒部ダムと立山の雪の大谷には大感動。



でも階段を何段上るのかというくらい登って、歩数も15000歩までは覚えているのですが多分20,000歩近く歩いているはず。
レースがどうなるか(@_@)

と思っている間にレース当日。
5時過ぎに起きてストレッチ、朝食を6時半に食べて富山駅には7時前に到着。

マラソンの案内には混雑すると書かれてあったのですが思ったほどでもなく楽々座れて黒部駅に移動。
ここから会場へはバスで移動。

これもバスの回転も良く8時10分過ぎには会場に到着。

荷物も預けて黒部の地下水を飲んで準備万端。


スタートブロックへは8時50分には入ってすべて順調。

今回はIブロックからのスタートですが道幅が無いのでスタートラインまでかなりあります。

スタートラインを越えるのが4分58秒。まあまあです。

スタートしてから黒部川に向かって北上。

2㎞ほど走ったところで早くも5時間のペースメーカーに追い越されます。


6分台で走っていたのでちょっと抜かれるのが早い(@_@)
スタート時の天気予報では雨だったのでビニールレインコートを着て走り出しましたが意外と大丈夫そうなのと暑かったので3㎞ほどで脱いでウエストバッグに引っかけて走ります。

生地駅あたりから鉄道の線路沿いに進むと黒部川の手前であいの風とやま鉄道の線路をくぐり折り返して今度は線路沿いを南下。

すると5㎞の標識。最初の5㎞は34分45秒。1㎞7分ほどのペースで順調です。

でも走り始めから何となく体が重い。やはり前日の立山黒部アルペンルートの影響が出ている感じ(@_@)

生地駅の所にきれいで大きな建物。YKKの富山工場です。

工場を過ぎて少し進むと「ありがとう~」「ありがとう~」と甲高い声。
この声、いろんなレースで聞いた声。北海道マラソンや姫路城マラソンでドレスを着て走っていた人。

今回はセーラームーンで軽く抜かれてお仕置きされました(^^♪
線路の反対側にスタート会場が見えて少し行くと第一関門を20分ほどの余裕をもって通過。

9㎞地点を10時8分に通過して少し行くと黒部駅前へ。

ここを左折し街中を進むと徐々に登りに入ります。

すると10㎞地点。この5㎞は36分25秒。やはり昨日の黒部ダムの影響が出てきたか?

ここでゲストランナーの磯野あずささんと並走。いろいろアドバイスを頂きましたがはっきり覚えていません
。すいません(@_@)


ここでまたもや5時間のペースメーカーに追い越されます。

10㎞過ぎから先週から違和感のあった右のふくらはぎに張りが(@_@)
少し気にしながら走っているとちょっとましになってきて安心。

12㎞過ぎのアンダーパスを過ぎるといよいよ上り坂です。

13㎞を10時40分ごろ通過。


少し進むと左折。標識があったので見ると標高35m。

確かコースの最高地点が120mくらいだったのでまだまだ序盤です。
すぐ先の前沢公民館で給水と最初のトイレ休憩をして再スタート。

15㎞地点を10時58分に通過。この5㎞は42分10秒。上りとトイレ休憩のロスもあって1㎞8分台に突入。

のぼりも続くしちょっとまずいと思っているとそれを吹き飛ばす明峰中学校の大応援。

これには力が湧きます。

そして富山地方鉄道の高架の上で16㎞通過。

ふくらはぎの張りもましになってきてさあこれからといった時に右足のふくらはぎにぷちっ!!とはっきりわかるぐらいの痛み。
すぐに切れた!と分かったのでその場でストップ。
ちょっと先にコース係員が居たので状態を伝えてここでリタイアです。

場所としては北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅の少し手前。多分16.7㎞あたりでしょうか?

そこからスタート地点まで来るまで搬送されて救護室へ。
脈拍から体温、血中酸素濃度まで測られてエアサロで患部を冷やして、今度は休憩室に連れていかれ横になって休憩。いつまで横になっていればよいのか分からなかったので10分ほど休んでそれよりも着替えてホテルに帰った方が良いと思い休憩室を出て荷物を取り着替えて終了です。

折角来たのでカニ汁と鱒寿司をもらってバスで黒部駅へ。

結局、月曜日にもう一度立山に行こうと連泊をもうしこんでいましたがそれも出来るような状況ではないので、泊って帰るだけ(@_@)
それでも富山寿司と富山ブラックラーメンはしっかり食べてきました。



今回の反省は立山黒部アルペンルートはマラソン前日は富山側から入って立山の雪の大谷までで止めておいて、月曜日に黒部ダムまで抜けて帰った方が良いと思います。こちらだと電車とバスの移動だけで済みます。
今回の大町から入るルートだと登りの階段が多くてレース前に足を使いすぎます。


次回は今回の反省を活かしてまたもう一度リベンジにやってきます。