ちょうど1週間前。
第120回記念全日本剣道演武大会に初めて参加をしてきました。
錬士六段以上が資格で、一昨年秋に六段、昨年秋に錬士号を頂きましたので今回初めて申し込みをしました。
対戦相手は直近にならないと分からないためドキドキしながら演武大会の日を待っていました。
組み合わせが決まり、西の部の第一試合でした。
対戦相手は歳は一つ下ですが大学の学生個人戦優勝者で世界大会も出場されたことのある先生でした。
初めて出場する演武大会で第一試合、そして素晴らしい御相手の先生と立会が出来る喜びを感じると共に、緊張感もジワジワと演武大会が近づくにつれて大きくなっていったのを覚えています。
それでも全国の知り合いの先生方から応援の言葉を沢山頂戴し、今までの成果を発揮出来るように準備をしました。
5月2日に京都入りし、武徳殿を下見しに行きました。既に居合の演武の後半に差し掛かっていました。
色々な武道具店が出店しており満喫する事が出来ました。
宿にて早めに休むことにして翌日に備えました。
当日は受付に間に合うように武徳殿に向かい、更衣室にて着替えていると愛知県の先生が丁度着替えをされていて挨拶。
地区は違えど同じ愛知県の先生とお会いすると安心感がありました。
知り合いの先生も沢山いらしており、着替えて以降は先生方に挨拶回りを。
第1試合から10試合目までの方は先にテントに集合がかかり、武徳殿の中へ。
また開会式にも整列する事が出来ました。
開会式、日本剣道形が終わりいよいよ面を着け、立会に向かいました。
『正面に礼!』
『演武開始!』
九歩の間合いから開始線へ進み、『はじめ!』の声を聞いてからは夢中で御相手の先生との立会に臨みました。
中盤に御相手の先生のコテを頂戴し初の演武大会は一本負けという結果に終わりました。
目標は手元を浮かさず構えを崩さないこと。
そこからの攻め、打突をすることを意識して立会を行いました。
取られてしまいましたが、精一杯の立会は出来たかなと思います。
最後に御相手の先生と写真を撮ることも出来ました。
初物尽くしの京都大会でしたが、良い思い出となりました。
ここから1年また修行をして、来年も京都大会の舞台に立てたら良いなと思います。
また頑張ります。