初めまして。
私は看護師歴20年の救命救急科ナースです。
看護学校を卒業し公立病院へ就職。
3次救命救急センターへ配属になり、何度か救命救急を離れたのに
結局救命ナースしかできない私なのです。
5年ほど働いたのち、退職し海外留学へ。
結局留学したアメリカでも病院へ勉強しに行くことになりました。
帰国後も再就職したのは総合病院の救命救急科。
沢山の患者さんとの出会いがあり、沢山の生と死があり。
日々の勤務はめちゃくちゃハードで、自分を消耗してしまうこともたびたび。
でも、看護師の仕事は自分の天職だと思い、結局頑張ってしまう。
私は、自分のエネルギーチャージのために
年に何度も海外へ一人旅へ出かけました。
職場では長く働いているとお山の大将状態。
でも海外に行くことで自分の小ささ、無力さを思い出し
帰ってくるということを繰り返し、
それで私のバランスをとっていました。
仕事では沢山の患者さんを天国へお見送りしてきました。
本当に救命救急科にはいろんなドラマがあります。
突然の事故、けが、病気、事件に巻き込まれる。
そして自分で命を絶つ人々。
患者さんの死にざまから教えられることは沢山あり、自分を育ててくれました。
世の中の沢山の方が迷っていますよね。
これでいいのか、こんなことでいいのか。
自分軸で生きてない、きらわれる勇気を持とう、いろんな自己啓発があります。
でも究極の現場を見たとき、
正直そんなことはどうでもいい事なのです。
究極は、『生きてるだけで丸儲け』
ほんとによくできた言葉です。
人間はないところばかりに目が行きます。
ゲシュタルトの欠けたドーナツ。
欠けた部分ばかりに目がいき、今ある部分には目がいかない。
今ある幸せに目を向けませんか?
今周りにいてくれる人にありがとうって。
屋根のある家に住めて、3食食べれることにありがとうって。
仕事があることにありがとうって。
生きていれることにありがとうって。
当たり前のことに感謝しながら、自分を大切にする生き方。
本当に大切なことを伝えていきたいと思います。