自分の子育て終了が近い。

3人の男子を育ててきて、その過程で思ったことをこのページに加えていこうと思う。

「秋田で子育て」された子どもたちは今、それぞれ世界とのかかわりを持ちながら

自立しようとしている。

 

折しも、この夏から私の叔母が同居することになり、家の物を片つけている。

子どもたちの物を整理し、思い出を厳選している。

そうすることで改めて子どもが育った道を振り返ることにする。

 

 

 

おもちゃ

秋田市泉にある「のはらむら」は、子どもたちに良いおもちゃを届けようと
開店しました。友人の奥様が永年の夢を実現したお店です。

私の所に来る子どもたちも、ほとんどがPCゲームやカード集めに熱中する子どもたち。
大切な子ども時代を、身体を使ったり、自分たちでルール作りをするような
身体的、創造的な遊びで過ごしてほしいと以前から思っていました。

今年初め、願いが叶って「のはらむら」を訪れました。

店内には外国のおもちゃがいっぱい。
奥には実際に遊んでいる子どもがふた組に分かれています。
小さい子どもたちと、大人も交じって遊ぶふた組です。
子どもに適したおもちゃを紹介してくれて、そこで作ったり遊んだりする
ワークショップを常に企画しています。

私は友人の出産祝いの他に、英語教室で使うことのできる
言葉を媒体にするゲームを探していました。

薦められたのが写真のカード。動物たちが描かれているカード30枚。

不思議なのですがどのカードにもお互い必ず共通の動物があるので、
二人が見せあって早く共通の動物を言うことができたらカードをもらえます。

動物を英語で言うことと、すばやく発見する目の力が鍛えられます。

単純なようで、大人の私も真剣になります。いや、負けてしまうことも
しょっちゅうです。子どもたちには大好評でした。

このカードを使って様々なバリエーションも紹介されていますが、
子どもたちは自分たちで「じゃあ今度はこうしよう」と
ルールを考えだします。

たった30枚のカードが持つ力を感じましたが、
実はかなり考えられたカードであること、また、カードも上質な紙でできていることに
気づきます。
そうでなければ、真剣な子どもたちの扱いには耐えられません。

フランス語でもドイツ語でもない、どこかヨーロッパの国製です。
お求めはfacebook「のはらむら」へどうぞ。



軽井沢で起きたバス事故は人ごとではない。

格安夜行バスを私も子どもも利用するから。

秋田も山形、宮城、岩手に接する端っこに住む私たちが
上京するとき、JRだと片道13000円。秋田新幹線だと
17000円。これが、曜日や時期にもよるが3500円になる。
大手バス会社だと8000円。

(JRでも最近は割引切符を利用でき、大手バス会社なみにはなる)

加えてJR5時間かかるのに対し、夜行バスで夜発って翌日は
朝から行動できる。

帰路も、JRでは午後4時が当地への終電となる。夜行バスなら飲み会に
出席してからバスに乗ることもできる

さらに、実家のある長野県。これまでも何度もスキーバスの事故があり
加えて記憶に新しい笹子トンネル事故。またもや。

秋田県では考えられない難所がいくつかある。
そのひとつが碓氷峠。詳しくはないが、高速道路ができてからは碓氷峠を
観光バスが通ると聞いて、まさか、と思った。

前途ある若者たちの命を想うと胸がつぶれる。

様々な問題のある現代の若者たち。
壁にぶつかり、悩み、就職難や貧困.
彼らはそんな若者像とは対照的だ。

スキーに行くことも少なくなった。雪不足だけではない、
道具にもリフトにも、ホテルにも、スキー場に行くにもお金がかかる。
学生が格安バスを選ぶのは当然。

ただし安全は必須事項。

少しでも節約したい私たち、きつくても働きたい人々、
誰かが苦しい思いをしないと成立しない世の中になっていないか、
誰かだけにお金が集まるようになっていないか、
大人の責任を想う。





南房総の花が雪景色にまぶしい
南アフリカから1週間余り滞在していたS子さんに湯沢翔北高校で授業をする機会をいただきました。

S子さんはケープタウン大学でダンスや劇を学んでいます。南アフリカのありよう、日本とアフリカの二つの文化を持つ自分自身について深く考え、ダンスや劇で表現しています。

高校の英語の教科書には奴隷船の船長がある日目覚めてAmazing Graceを作ったことや、アフリカの鉱山で働く子どもたちの教育について書かれています。英語という教科を通して考える種Food for thoughtをもらっているのですね。

教室では椅子を出して輪になり、日本(民謡や演歌)西洋(Amazing Grace)アフリカ(ジャズ、ゴスペル)のリズムを体感。アフリカについて生徒さんから言葉を拾い出しました。

S子さんのお兄さんが描いた、アフリカというケーキを、どこから食べようかというヨーロッパ諸国を著した絵を見せながらアフリカの歴史を紹介しました。実際かつてこの通りに話した首相がいたとか。

南アフリカのアパルトヘイトは既に過去のもの、と思っていましたが、そう簡単に格差は埋まることはなく、チャンスは少ないのだ、ということも知りました。

その上で、S子さんは、生徒の輪の端から一人ずつ、あなただけのリズムを作って続けていきました。輪の端へ戻った時にはクラス中が別のリズムの集合体となっていました。

君だけのリズムを作って! 湯沢翔北高校

このような機会をくださった、「秋田県南で国際理解教育を進める会ーナンの会」の湯沢翔北高校の柴田先生に感謝いたします。
 11月末から一週間余り、南アフリカから友人が滞在していました。彼女のご家族とは30年近いおつきあいで、アフリカと日本を行き来する中、毎年のように我が家を訪れていました。まるで一緒に我が家の子育てをしてもらってきたように思います。
 
 彼女は現在、南アフリカ共和国のケープタウンの大学生。今回、彼女の学びから、踊りを通していかに多くを学ぶこと、表現することができるかを知りました。その彼女は大学の先生から「土方巽」を研究することを勧められたとのこと。土方の資料は日本語よりかえって英語での資料が多いそうです。既に故人ですが、体を通して表現するButohの始まりは彼だそうです。

 ちょうど新聞やテレビで羽後町に「土方巽」の記念館を作ろう、という報道がされたところ。土方の有名な写真は隣町で撮影されたのです。

 早速、羽後町で記念館の計画を立てている阿部さんに会いました。貴重な資料を貸していただき、慶応大学の森下先生もご紹介いただきました。羽後町図書館には日本語ですが、資料もあり、三島由紀夫との交流、宮沢賢治とのつながりなど発見がありました。

 そうして帰宅すると、私の英語教室の生徒さんが、土方の写真を撮った細江英公の見事な写真集と山海塾の美しい写真集を持っておられて届けてくださっていました。
 秋田のどん詰まりのこの場所で、このような写真集が見られるとは!
 
 その後、慶応大学で土方を研究している森下先生とアポイントがとれ、上京したら大学での講義に参加することが決まりました。翌日は土方が訪れた羽後町田代に行きました。そこは街からさらに20キロほど奥まった場所。車で15分ほどは家が途切れます。田代に出ると確かに土方が乗っていた稲を干すはざかけがあちらこちらにありました。それほど不便な場所にもかかわらず家家はりっぱで、私が特に感心したのは庭木がりっぱなこと。当地は積雪2メートル近くになります。せっかく庭木を植えても、雪でつぶれて形が変わってしまうので、植木を形作ることはあきらめているのか、と思ってきました。この田代では違うのです。彼女と一緒に、土方がここで写真をとった空気を感じたいと思いました。御嶽神社の参道は急な石段でしたが美しく、山の頂上まで登りました。
 記念館にする予定の長谷山邸は、この田代の地主だった人が建てた3階部分もある豪邸です。この建物でも土方は撮影していましたが、雪囲いが万全にされた家の周りから想像しました。

 彼女曰く「今まで秋田に来ていたのはこのためだったのか」

 不思議にパズルがピタッとはまった、でもこれは必然だとも思えるのです。長谷山邸
少し前のテーマですが「大人になること」

最初は「子どもだけができること」「大人だけができること」
を I can ~ を使って言っていきました。

子どもたちにとって飲酒や喫煙は大人だけが出来るが
関わりたくないこと、と思っていました。
特に喫煙に対しては学校教育のせいでしょうか? 体に
悪いことと強く承知していました。「それなのに、特にお父さんは
臭いタバコを吸っている、自分は絶対吸いたくない」、とも言いました。
大人って悪いと知っていて止められなくなる人のことかも。

そのあと、国内でも世界でも大人になる儀式や習慣があることなど、
絵本を読みながら進めました。

その上で話題になっている「選挙権に合わせて飲酒喫煙年齢も18歳にする」
ことについて聞いたところ、
「車の運転が18歳でできるようになることに加えて飲酒もできるようになると
飲酒運転につながると思うから反対だ」

そう答えたのは小学4年生の女子。お姉さんが高校3年生。
日ごろから大人びていて、この答えのように、納得させられることも
多いのです。

大人になってから随分長く生きてきましたが、子どもの意見には
感心することが多いです。川岸の岩から湯が噴き出る
写真は小安温泉大噴湯
今月のテーマは「他の国から来た人々」

7月9日午後、カルフォルニア大学バークレー校と秋田国際教養大の学生さんたちが
我が家にて、この地域のフィリピン人妻たちの調査をしました。

インタビューの終わった生徒さんたちは、夕方来た、私の生徒さんたちと
Show and Tell.学生たち自身が多様なバックグラウンドを持っています。
たとえば、中国人の両親を持ち、オーストラリア生まれ、カルフォルニア育ち。
素敵な18歳は、私の生徒さんの心を捉えて印象的でした。

まさにこの月のテーマを肌で学ぶ機会でした。

昨年も行われたこのプロジェクトでは、外国籍の人々、特にフィリピン人のお嫁さんたちが
地域にどのように馴染み、地域はどのように受け入れているか、様々な人々を
インタビューします。

我が家は30年近く前、この地に居を構えた頃、近くの温泉旅館に来ていた
エンターテイナーのフィリピーノたちと付き合いがありました。

私たちもシリア帰り、私も他の土地から、秋田湯沢に嫁に来て間もなく、
同じ境遇と感じました。

もっと彼女たちのサポートをしていたのは、ある飲食店の女性店主、ママ、でした。

悩みに応じたり、日本語を教えたり。
ママはそれだけでなく、日本に住むにあたり、年金や保険のことについて
勉強会をしようとしていました。

そのような組織作りに私たちも関わりました。

今思っても先駆的な発想と取り組みです。

今、そのママの行方はわかりません。

飲食店のママでは組織の長にふさわしくない、と他の方に任せ、
裏方に回っていました。
組織は「サンパギータの会」として今も健在です。

さて、この日は私たちもインタビューを受けましたが、
何人かのフィリピーノたちが広くもない我が家の部屋にそれぞれ座り、
学生たちが移動してインタビューしました。

当時のフィリピーノの何人かがその後、この町の住人として、
子育てをし、地元の人になっています。


このような貴重なプログラムに参加でき、光栄です。
何人であるとか、どこに住んでいるとか、無用な偏見を持たず、
その人そのものと向きあうこと、私も改めて学びました。

そして
誰でもが住みやすい町にしていきたい、と改めて感じました。

学生たちと3,4年生。
月曜日から土曜日まで、ハワイから母、14歳の女の子、11歳の男の子と一緒に過ごしました。
とても楽しい毎日でした。

連日、私の教室の生徒さんと付き合ってもらい、英語で話す体験をさせていただきました。

心も体ものびのびした女の子はフラダンスを習っており、授業の最後には毎回
フラダンスを教えてくれました。

優雅に踊る彼女。がちがちの私。生徒さんたちも最初は戸惑っていましたが、
終わると子どもたちは嬉しそうでした。

小学校5年生のクラスでは男の子がパールハーバーを特別に見学、軍艦に泊まる体験をしたことを
発表。まだまだ幼い日本の小学5年生は反対側から見た歴史ともわからず、そのあと、
ハワイからもっときた子ども用ラグビーの「フラッグラグビー」のフラッグをつけて
ラグビー体験をしました。

ずっと一緒に暮したい楽しい、楽しい日々でした。

子どもたちのお母さんは、ハワイで日本語と英語を教えています。

英語を教えること、日本人が学ぶこと、たっぷり話すことができました。

ハワイで英語を学ぶ高校生に負けず、
秋田の環境でも一生懸命がんばっている子どもたちを誇りに思いました。
月曜日から金曜日までお客様を迎えます。

ハワイ在住の一家のうち、お母さんと14歳の女の子、小学生の男の子。

お母さんと私は20年来の友人です。ハワイで大学、大学院を自力で
卒業したガンバリ屋さん。

卒業式は長女を抱っこしていました。

今は日本人に英語を、外国時にに日本語を教えています。

秋田市出身の彼女がこの時期帰省することを話すと、好奇心旺盛な彼女は
我が家を巡る様々なイベントに参加するために合宿することになりました。

私の方も、同年齢の生徒さんが、ハワイで教育を受けている日本人に
どのような反応を示すのか、とても楽しみです。

週の後半では、カルフォルニアバークレー校の生徒さんと
秋田国際教養大学の学生さんが、我が家に調査に来ます。

日本語教室にも参加します。

金曜日は、中学校で夫の渡部光哉が海外取材やボランティア経験を
話す機会をいただいたので、そこにハワイでの生活を紹介する時間を
いれさせていただきました。

濃密な一週間になります。
4年ぶりのブログを再開。

書きたい気持ちが募ってきました。


秋田は天気の良い日が続いています。

小町まつり まであと2週間もあるのに、
町は芍薬の花が咲き誇っています。

祭り当日には枯れているのでは、と心配です。

来てたんせ。