あるところに六人の兄弟が住んでいた。
みんなお腹を空かせていると、空の上から神様の声が聞こえた。
「きょうのごはんはおにぎりが三個です」
「なんと言うことだ。そんな少しでは足りやしない・・・。」
いつもおにぎりを六個食べている一郎は絶望のあまり生きる気力を失い自殺してしまった。
「なんでそれだけしか・・・。」
いつもおにぎりを五個食べている次郎は怒りのあまり神様に石を投げつけた。信仰心を失った。
「足りない分は盗んでしまえ・・・。」
いつもおにぎりを四個食べている三郎は隣の家に盗みに入った。犯罪が起きた。
「なんだ・・・いつもと一緒か・・・。」
いつもおにぎりを三個食べている四郎は平凡な毎日に感動を失い感謝の気持ちを忘れた。。
「しめしめ、ひとつ隠しておこう。」
いつもおにぎりを二個しか食べない五郎は残りのひとつを誰にも見つからない場所に隠し人を欺いた。
「残りのふたつを困った人に売りつければいいな。」
いつもおにぎりを一個しか食べない六郎は残りのふたつを空腹で困っている人に売りつけた。お金は増えたが幸せになれなかった。
そしてつぎの日から神様はおにぎりをひとつもくれなくなった。
いままで何年間も土の中で引きこもってたんだけど、ちょっと外の世界に出てみたよ!
イエーイ!
そんでミンミン鳴き叫ぶバイトも始めちゃった感じ。
イエーイ!
思ったより簡単なバイトなんだけどさ、まあ時給もいいし。一ヶ月続けたら正社員にもしてもらえるって聞いてるんだけど・・・・
うんたぶん楽勝!今日でもう六日目だしね!
正社員になったら・・・・おれ結婚するんだ・・・・・。
翌日彼はしんでいた。
だってセミだもん。
どど、どんまい!!!
イエーイ!
そんでミンミン鳴き叫ぶバイトも始めちゃった感じ。
イエーイ!
思ったより簡単なバイトなんだけどさ、まあ時給もいいし。一ヶ月続けたら正社員にもしてもらえるって聞いてるんだけど・・・・
うんたぶん楽勝!今日でもう六日目だしね!
正社員になったら・・・・おれ結婚するんだ・・・・・。
翌日彼はしんでいた。
だってセミだもん。
どど、どんまい!!!
歩行者用信号が変わった瞬間につぶやいたら周りの人にどん引きされた。
そんな45歳の夏。
そんな45歳の夏。

