あろー。
絶賛練習中。何を
そう、愛を込めて花束を。
あの、この前水族館に行きました。多分15年振りくらい。
思いの外楽しかったの。いや、すごく楽しかった。
イルカを間近でみると、どうしてあんなにもテンションが上がってしまうのでしょうか。大きい生物には何かしらの力がありますね。それを実感いたしました。
まぁ運よくイルカショーを見れたのですよ。
なかなか大きな丸い水槽。多分直径25Mくらい。その周りに設置されたスタンド。まさにイルカショーにふさわしい、などと感心をしながら開始時間までぐだぐだと過ごしておりました。
その水槽の中にはすでに3匹のイルカboy達。水面に現れてはまた沈み、水しぶきをあげながら楽しそうに泳いでいたのです。やる気満々。否応無しに高まる期待感。否応無しに高まる高揚感。ホットドッグをかじっていないと抑えることが出来ません。
そしてちょうど最後の一切れを口に押し込んだ時、ショーがスタートしました。すると、どうだろう。3匹でやるとばかりに思っていたが違うらしい。仰々しいゲートをくぐり、新たに2匹が丸い水槽に入って来たのです。さらに良く目を凝らすと、その内の1匹はまるで大きさが違うではないか。他のより1.5倍はあろう。あぁ!!すごい!!つい声を漏らしてしまいました。それ程までの存在感。まさに桁違いでありました。
勿論、演技のほうも彼は飛び抜けてましたよ。大きい体を存分に活かし、ダイナミックな演技を見せてくれました。一際大きな歓声。そんな中、彼に目を奪われていた私はある異変に気が付きました。他の4匹と少し容姿が違うぞ、と。
そこにアナウンスが入りましたの。
「彼はクジラです。小さいクジラです」
ん?クジラ?なるほど、だから大きいのね。うんうん。
はぁ!?クジラ!?いいの?イルカショーにクジラが出ても?いいのか?
うん、まぁいっか。別に。大して変わんないしね。
無事にショーは終わり帰路に着く頃。頭の中をぐるぐる。イルカに混ざる、クジラ。どんな気持ちなのだろう。例えるならば、出来の悪い中3が小6のクラス入ってちやほやされるってこと。かな
つまり、それは私のこと。
頭の中をぐるぐる。
rr.