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Carolyn Dean氏の論説
ほとんどの人はマグネシウムが不足している。
マグネシウム欠乏による疾患は60を超える。
マグネシウム欠乏症なのに多種多様な疾患と誤診されることが絶えない。
片頭痛、高血圧、狭心症、糖尿病、高コレステロール、筋痙攣、神経のうずきや灼熱痛に対し、マグネシウムを高用量で用いることは、すぐに薬剤を処方する方法より侵襲性がはるかに低い。
なぜ医師たちはマグネシウム欠乏症の知識がそれほど乏しく、別の多くの病気と間違えてしまうのだろう?
1. マグネシウム欠乏症は大規模な広がりを見せ、人口の70~80%が罹患している。
2. 体内での生化学的反応はどれも、ミネラルとビタミンの補因子によって促進されるのに、必須栄養素について医学部で何も学ばなかった。
3. 農地の多くでは、マグネシウム分がかなり減っている。
4. 血清マグネシウム値を調べる血液検査は、不正確。
マグネシウムに関する事実
1. マグネシウムは、体内における700~800の酵素系が正しく機能するために必要である。
2. 70~80%の人は、マグネシウム欠乏症である。
3. 食事でカルシウムを過剰摂取すると、体内のマグネシウム量が減少する。
多くの人が、カルシウムを摂りすぎている。
4. マグネシウムは、土壌においても食料においても大幅に不足している。
加工食品は特にそうである。
5. マグネシウム・サプリメントの形態の多くは緩下(かんげ)作用{中程度の下剤}があるため、マグネシウム欠乏症ならびにその症状の緩和を目的とした治療用量では用いることができない。しかし、緩下作用のないマグネシウム形態である塩化マグネシウム液を使えば、治療用量でも摂取することができる。
6. マグネシウム欠乏症は、ミトコンドリア機能障害をもたらすおそれがある。ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子は、ミトコンドリア内でクレブス回路を介して作られる。この回路における8つの段階のうち6つは、十分なマグネシウム量に依存している。
7. マグネシウム欠乏症に関係がある100の要因が挙げられる。
8. 血清マグネシウム検査は不正確であるにもかかわらず、まだ標準的な検査方法として、病院や診療所、ならびにほとんどの臨床試験で用いられている。
9. マグネシウム欠乏症は、糖尿病、心疾患、高血圧、高コレステロール、片頭痛、過敏性腸症候群、胸焼けといった慢性疾患における主要因の一つである。また、これらの状態すべてについて、治療に使われる薬剤は、マグネシウム値を下げるものであるため、症状が悪化することが多い。それでも、マグネシウム欠乏症によるこうした状態の治療にマグネシウムが役立つ可能性がある。
10. テロメア(染色体の末端部にあるDNA配列)は加齢の鍵を握るものであるが、マグネシウムは、このテロメアの劣化を防ぐことから、同じく加齢の鍵を握っている。
https://isom-japan.org/news/detail?uid=67xGW1548836986
認知症予防