ブログをご覧頂きありがとうございます。

中央区議会議員のかみや俊宏です。

 

かみや俊宏は、令和6年第二回定例会 一般質問 に登壇し、3分野で9つの提言を行いました。

区長・教育長より前向きな答弁がありましたので、提言・答弁概要をご報告します。

 

四つ目の今回は令和6年度から導入が予定されている「久松小のプレディ・プラス」についてです。

 

かみや俊宏からの質問概要

 これまで、我が会派から学校施設や民間活力を活用した放課後児童対策を要望し、本年度からプレディプラスを開始されていることや長期休業中のお弁当配達の実現等に感謝申し上げます。

 

 その上で、現在、1・2年生における待機児童が最も多い日本橋地域。久松プレディは近年在籍人数も大きく増加し、スペースが狭くなっていることから、量的・質的な充実が必要であると考えます。

 

 そこで伺います。プレディプラスの導入にあたって、学校施設をどのように活用し、管理運営体制を含め、どのように充実を図るのか、例えば、アリーナや特別教室、学校に接する児童公園や区民館も含め、あらゆる可能性を排除しない居場所の充実を要望しますが、区の見解を伺います

 

山本区長からの答弁概要

 久松小学校は、児童数の増加に伴い、プレディの活動場所の狭隘化が課題となっていることは認識している。プレディプラスの実施に当たっては、児童の安全性確保の観点から、活動場所は、小学校敷地内に確保することが望ましいと考えており、教育委員会と連携し、体育館やアリーナ、特別教室を最大限活用しながら、児童が安心して、充実した活動ができるよう、環境の整備に努める。

 その上で、活動場所がさらに不足する際には、周辺施設の活用について、移動に伴う安全対策や活動場所の安定的な確保など、あらゆる観点から、活用の可能性について検討する。

 

【質問の背景】

令和5年12月、国から「こどもの居場所づくりに関する指針」が示されました。

そこではこどもの居場所づくりが求められる背景に次のことをあげています。

 

「こどもは家庭を基盤とし、地域や学校など様々な場所において、安全・安心な環境の下、様々なおとなや同年齢・異年齢のこども同士との関りの中で成長する存在であるが、社会構造や経済構造の変化により、こども・若者が居場所を持つことが難しくなっている現状がある。」

 

そして次のように続きます。

 

「このような構造変化は、「地縁」や「血縁」による子育てのサポートにも影響を及ぼしており、共働き家庭やひとり親家庭の増加とあいまって、家庭における子育ての孤立化が懸念されている。かつてはこどもの居場所となり得た空き地や路地裏など、こどもが自由に遊び、過ごせる場は減少し、駄菓子屋などの、結果としてこどもの居場所となっていた場も減少している。ボール遊びなどが禁止されている公園も多い。また、こども・若者へのヒアリングでは、放課後の時間において、こどもが自由に過ごせる時間が減っているとの声もあった。」

とのことであります。

 

本区においてもこの状況は大きく重なっており、こどもの放課後の居場所づくりは、大変重要であると考え質問しました。

これからも対策の充実を提言・要望して参ります。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。