ケニヤ人の友人アラン もう15年以上来の友達

でも ずっとずっと音信不通だった


彼のフェースブックの写真は 赤ちゃんの写真

だから 結婚して 幸せなんだと思ってた

だから ケニヤに来たけど アランには連絡しなかった


別に よこしまな想いが ある訳ではないけれど

そこが 男女間の友情の微妙なところ


アランはいいお友達だけど 何年も疎遠だったし

家族と幸せに暮らしているなら

あえて 今から 友情を深める必要もないし


でも 共通の友人タスが

としこが来てるよ って アランに連絡した


そして もう会うはずもないと思っていたアランと

こうしてケニヤで再会した


アランは それを奇跡と呼んだ


私にとっても ケニヤで働くことは 赴任の1か月ほど前までは想像だにしなかった

更に アランには 連絡するつもりは 全然なかった


アランも 再び私と会うことは あり得ないだろうと思っていた


私が ケニヤで働く奇跡

アランが 私と再会した奇跡


これって 本当に奇跡なのかな


最近弱気の私に

アランは自信満々に 告げた


奇跡は起こるよ

だって こうしてとしこと再会できたことが 奇跡だもん

これは オレにとって 本当に奇跡なんだよ

だって としこと再び会うことができるなんて 絶対にあり得ないと思ってたんだから


奇跡は起こる


これって 本当に奇跡なのかな


なんだか そう思えてきた

本当に そう思えてきた


アランの新しく思いついた夢は

彼が 海外駐在した先の どこかの国で

彼の特別で大好きな日本人の友達を自宅に招待し

彼女と彼女のダンナと アランとアランの奥さんの4人で夜遅くまで 楽しく話をすること だって


それって 叶うのかな


アランは自信満々に 告げた


奇跡は起こる

だって こうしてとしこと再会できたんだもん

だから オレのこの新しい夢も叶うよ