彼は、抗がん剤をやると決まってから、

不平不満をぶつぶつ言ってはいるが、やる気にはなっている。

まだ、首の具合は本調子ではないが、

店を再開すると意気込む彼

まぁ、そろそろ働いてもらわないと、

再開も何も潰れてしまう

退院後の食事は、術後の回復期間の食事管理を、病院で済ませてきたので、そこまで神経質にならなかった

退院後、10日ほどで入院前の体重に戻った

しっかし、良く食べる。

この頃、彼の口癖は、

「抗がん剤やったら食えなくなる。食える時に食う」

仕事も始めて、動いているせいか、

体つきも元に戻ってきて、周りからはがん患者に見えないと驚かれる

お店は再開したが、今後も不定期営業になってしまう為、合言葉は、【仮出所】

客商売のモットー

明るく、笑顔で、元気良くだ

まぁ、彼の気分次第なところではあるが

お店　再開　初日の彼

8/18　抗がん剤　初日。

今まで、ほとんどの通院に付き添ってきたが、

さすがに今回はパスした。

(8/14　MRI検査が入っていた。

抗がん剤宣告の日に、2度と病院に付き添わない宣言をしたが、帰りにショッピングモールに寄って、買い物しようと、甘い誘惑に負けて付き添った)

自宅が病院から近いため、科学療法科の先生が気を利かせて、朝イチの予約にしてくれた。

それでも、5～6時間はかかる事と、私にだけ、しんどい時に八つ当たるからだ

彼には、抗がん剤をやると免疫力が下がるから、

家中ピカピカにして、食べられそうな物を用意して待ってると伝えた

応診予約時間は9時。

その時までに、血液検査の結果が出ていなくてはならない。

(血液検査の結果を踏まえて、薬の調合や量を判断する為)

血液検査の結果が出るまでに、1時間かかる。

血液検査開始は8時。

血液検査は混雑必至。

1日に、何百人もの人が、抗がん剤治療を受ける為、

1度に抗がん剤を打つ、部屋の人数が決まっている。

1周目が定員オーバーになると、それだけ帰る時間も遅くなるシステムらしい。

A型の彼。

6時に出発して、6時半には病院到着。

病院が開いていない為、駐車場で時間を潰す。

さすがに早すぎると、何度言っても聞く訳もなく、

付き添わないで大正解

14時　帰宅。

ありとあらゆる副作用を想定して、予めレジ袋いっぱいに飲み薬や塗り薬を持って帰って来た。中には、うがい薬まで

副作用　

①点滴をした腕を痛がる。

②冷蔵庫の冷たいものを触って、ピリピリすると

興奮する。

③冷水をを飲んで、喉がキュンとなると喜ぶ。

④大好物のクリームシチューを3杯食べる。

なんだ、それ

痛みを少しでも緩和するため、下に湯タンポを入れて、温めながら点滴を入れて行くんだそうな

この状態で、2時間半、お疲れ様でした

皆様のブログを参考に、事前に口に出来そうな物や、便利グッズは揃えたものの、これから始まるかも知れない戦いに、少しだけ緊張してしまった。

抗がん剤 ゼロックス療法 初日

抗がん剤　ゼロックス療法　初日