☆☆☆三ツ星モーニング~ダーウィンは眠らない~
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ライブドア株、これでも買う?

本気で儲けたいならやめなさい。

案外知らない、知っておくべき事2点。

その①

まずライブドアは企業としては生き残る可能性大ですが、株式がどうなるかとは全く別の問題です。粉飾決算かつ経営陣逮捕のケースは上場廃止が濃厚。

     

・ ライブドアの企業として存続?→おそらく生き残る。

     

・ 株式として市場に残るかどうか?→上場廃止濃厚。


この2点は全くの別問題。上場廃止の場合、株式の価値はなくなるでしょう。

フジの買収は上場廃止の問題とは別。廃止したところで手続きが変わるだけ。

賠償請求を検討中のフジがさらに株を買うか?考えれば矛盾です。

その②

さらに市場に残留したとして、一攫千金狙えるか?→答えはNOです。


ライブドア株価  高値    700円台

           上昇前  300~400円台

       PBR1倍水準  およそ180円


例えば140万捨てられる方が投資した場合、(仮に好条件として)

      

A 10000株*140円買→10000株*500円売のケース

      140万→500万(360万プラス)

この程度で満足できますか?

      

B 1000万→1360万(360万プラス)

と同じです。私なら140万捨てるよりBをとります。今の相場なら短期で達成できる可能性もあります。


さいごに結論!

 

リスク   数日後にゼロになる可能性(上場廃止)

       リスクの割りに期待ほど上昇しないかも

       日経平均が上昇の場合、増やすどころかただのリスク持ちでガマン

       他銘柄に魅力アリ、乗り換えるため損切りで終わってしまう


これらに耐えられる方、その割にリターンが少なくてもよい方→止めません。


ただひとこと・・・・投資はギャンブルではありません!!

ライブドア問題・核心の一点!

今回のライブドアの件、報道の大部分が無責任・ただの噂話のレベルなので

ヒドイ!としか言いようがない。

問題は1点のみ。『粉飾決算かどうか?』→結果、上場廃止か?

答えはYESかNO。中間的な措置は明らかに例外です。

今回は粉飾決算がほぼ確定的と言う理由で上場廃止の可能性大です。

これ以外の話は未知な顔した評論家の噂話。

景気にブレーキ掛ける以外の何者でもありません。

ヒドイ報道その1

あるTV報道番組で評論家曰く『IT関連は株価が高すぎる』→明らかに間違い。

企業の資産価値(土地・不動産・在庫商品)という一部分だけを取り上げ正しい株価のように言っています。株を少しやったことがある方なら誰でも見抜ける嘘です。評論家もここまで低レベルだと笑ってしまいます。

正確には株価には資産価値以外に収益期待も含まれています。

つまり、利益率や将来の収益UPの期待が含まれています。

IT企業の株価評価には

①顧客獲得効果→コンテンツ利用者を顧客化できる魅力。

②宣伝・広告価値→比較的安く、膨大な消費者に同時送信可能。短時間に日本全国のお客さまにアピール可能です。

こういった魅力が株価に大きく反映しています。

これからの宣伝・広告・コマーシャルの中心になるのは間違いありません。よってPERが高い銘柄が多いのが事実です。

今後もビジネス拡大の可能性大です。

ヒドイ報道その2

法スレスレはいけない→正しくは法の判断はイエスかノーのみ。

現時点の法で裁けなければ違法とはいえない。

裁けないのは法の不備。

つまり、スレスレは『現時点の法律では合法』という意味。

これについても粉飾決算の1点が問題の焦点です。

結論

粉飾決算の可能性高い今回のケースは上場廃止の可能性大。

しかし、ライブドア以外のIT企業にとっては

粉飾決算などの違法がなければまったく心配ありません。

株価は問題が早く解決すれば霧が晴れたように上昇する可能性大です。

早期解決→これが今の日本経済にとって最も先決です。

AFP・CFP最短合格なら過去問!

試験に最短で合格なら過去問。詳しくは下記をご参照ください。

私はこれでCFP残り2つまで来ています。

http://toshibo5.livedoor.biz/archives/50173497.html


あと、もっとも大事なことかもしれませんが、

知識は使うためにあるものです。

日経を毎日読んで理解できるようになる。或いは人のアドバイスをして

仕事で生かすなど知識を活用しましょう!!


FPでも相談を受けたとき、何も答えられないのはカッコわるいでしょ!


ネット企業

ライブドア・楽天・ソフトバンク→何をやっている(やりたい)のかがよく分からない。とよくいわれます。

その理由は『ネット』を武器としているからです。ネットとは商品とかカタチのあるものではなく目に見えない手段なんです。

そこに商品・サービスをのせて発信した時、初めて私たちの前に絵となりカタチとなって現れます。

乗せるものは何でも良いのです。情報・商品・サービス・個人的手紙。

もうひとつ、それは顧客との双方向である点がメディアと大きく違います。

気に入れば、すぐその場で注文し。入手できるのです。お店に行ったり、選んだりする時間が要らないので非常に便利です。この便利さも大きな武器です。


顧客ニーズをもとに商品・情報を発信する点は他のビジネスとの共通点ですね。

私はもう一度ITバブルが来ると思っています。

理由は顧客ニーズをキャッチするのが他の業種より圧倒的に早い点。

その情報をもとにビジネス展開が最も早いビジネスモデルと考えるからです。






株やるなら

復活。間が開いてスミマセン。

近頃、TVでも女性誌でも金融・株の話がなんと多いことでしょう。

理由は2点

その1:『ヒルズ族』ホリエモン・楽天(三木谷さん)によるM&A騒動。

その2:日経平均が上昇中。


これからの日本経済は上昇基調です。そのサインとして金融株の上昇。

景気が良くなると最初に動くモノ→ずばり『おカネ』→金融株

まだ上昇開始局面なのでこれから全体に波及してくるでしょう。

11/10時点の投資家情報からも10%くらいは上昇ありとみていい。


次期、景気が本格化してくると消費者にも浸透。

買物・レジャー費が増える→小売関連。レジャー・旅行関連。

その媒体となるIT・情報関連銘柄(コンテンツ・ボータルの強い企業)


個別銘柄に関心あればこちらでご紹介!!↓

http://blog.livedoor.jp/toshibo5/





ひとりごと

今日はOFFです。

仕事とはいえ

毎朝日経新聞・関連データ・語句の確認・マーケットニュースの確認

はつらい・・・・(>σ<)。

スポーツの体力とちがって→『忍耐・根性』がいるんデス。

でも、コツコツやってきたおかげで、最近では理解不能な記事はすくなくなってきました。
これは私が数年前から貯めてきたノートやデータファイルのおかげです。


私のこのノートやファイルを使えば経済関連記事が理解できる!


ど素人の頃から私が理解できるようにまとめたノートです。それをできるだけ誰にでもわかって頂けるように

分かりやすいこ言葉でまとめていきます。


重要でよく出てくる話題からまとめていきますので、たまにのぞいて下さい。


読者の皆さんに少しでも経済のことに興味を持っていただれば嬉しいです!

GDP=景気!~その①~

さいきん、やっと景気が上向いてきた、とか超低金利解除と言われるようになり、日本経済も元気を取戻しつつあります。

ここで避けて通れないのGDPです。いまのうちに完全に理解しておきましょう。


そもそも景気ってなんぞや?

みんながお金をいっぱい使ってたくさんの物を買うようになると『景気がいい』といいますね。

日本でみんなが使ったお金の合計(支出の合計)がGDPなんです。簡単でしょ。

まず、GDPの中身をみてみましょう。


【GDPの内訳】


①民間消費: 292兆円 55%  個人や企業が使ったお金

②民間投資: 106兆円 20%  個人が住宅に、企業が設備に使ったお金。

③政府支出: 117兆円 22%  国や地方公共団体が使ったお金。

④輸出-輸入: 16兆円 3%   輸出は外国人が日本のものを買って、日本に払ってくれるお金。※輸入がマイナスなのは外国への支払いでお金が海外に出ていくから

GDP総額   531兆円 です。 


【新聞紙上にはどう載るの?】

GDPが前の期間と比べて何パーセント伸びているか(あるは減っているか)掲載されます。


発表は計算期間が1年間の確報と四半期ごと(1-3月 ・4-6月・7-9月・10-12月)の速報が出ます。


年のGDPに対して今年のGDPが○%伸びているか?を経済成長率といいます。


【まとめ】


昨年よりみんながお金をたくさん使っている→プラス○%の経済成長率景気がいい好景気


昨年よりみんながお金を使っていない   →マイナス○%の経済成長率景気が悪い不景気



予告: こんどは新聞に出てくる実質GDP名目GDPの説明にいきます。






新聞チェックのちょっとしたコツ

朝の貴重な時間、しかし新聞のチェックも手を抜けない方、

自分が関心のある記事は別として、常識として重要なところのチェック→面倒ですね。

次の3点に分けてチェック!


①今日を過ぎたら忘れられる   『使わないニュース』

②今後何回か必ず登場する   『常連ニュース』

③自分のビジネスのヒントになる 『ネタのニュース』


①は理解ができればOK。③は自分の興味も湧く、面白いところなのできっちり読むでしょう。

問題は②です。大事だけど常識でもあり、定番。ときどきよく分からない内容。とにかくめんどくさい!


この②を理解するコツは、原理原則と全体像をつかんでしまうことです。

これは一度理解したら忘れないし、あとは繰り返し登場するだけです。


②に該当する下記トピックスをこれから作っていきます。ご期待あれ!!

 ☆M&Aのしくみ

 ☆GDPと経済指標

 ☆為替と各国の事情

 ☆原油価格の全体像→影響の明暗


他にも「こんなこと解説してー!!」というご希望あれば、コメントください。




原油価格→完全消化!うまいうまい。

『原油価格過去最高値』  『1バレル65ドル』

という記事が多くなってきました。

実際日本が調達する価格はドバイ原油の取引価格ですが

新聞掲載されているのはWTIという原油先物価格でニューヨークでの取引価格です。

WTIは世界で最も影響力が大きい指標でドバイの取引価格もWTIの影響を大きく受けます。

現状ではWTIが高騰しており、ドバイの取引価格も影響を受けて上昇基調です。


【ポイント】

①原油価格が○%上昇したか?

②為替が○%上昇したか?

※価格下落の場合も同様。

【解説】

1バーレル≒159ℓ

仮に1$=110円として価格を1ℓで計算してみましょう。

1バーレル=50ドルの場合:(110円*50ドル)÷159ℓ=34.59円

1バーレル=60ドルの場合:(110円*60ドル)÷159ℓ=41.50円

実際は為替レートも変動します。

原油価格と為替レートの2要素が原油価格の決定要因です。

上記の例では50ドルから60ドルでは20%上昇→円換算でも34.59円の20%UP

よって34.59*120%=41.50円と計算できる。