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「ランニングシューズを履いて走り出す!」~としあきのブログ

完全なる自分の興味・関心のみのブログです!スポーツ、就中、野球・バスケットボール・マラソン!音楽、特に 80'sの洋楽とZARD!読書、コミック「黒子のバスケ」からスポーツ、自己啓発書!村上春樹から哲学まで!

村上春樹さんは、主人公、多崎つくるの①高校時代②大学時代③36才(現在)を平行して物語を展開している!
①多崎つくるは高校時代、ボランティア活動を通じて知り合った4人の仲間とグループ(共同体)付き合いをしていた!多崎つくるを除く4人は、姓に色がついていた!秀才のアカ、スポーツマンのアオ、ピアノを演奏できた気品のあるシロ、引き立て役のクロ!この5人は何をするにも一緒で男女の隔てなく、かたい友情で結ばれていた!
②高校を卒業するとき、多崎つくるは、駅をつくる仕事に就くため、東京の大学に入学したが、残りの4人は地元、名古屋の大学に進んだ!2年になるまで、この親しい友情は変わらなかった!しかし、シロが多崎つくるにレイプされたと仲間に告げられ、もちろん、そんな事実はなかったのだが、理由も聞かされずに、多崎つくるは追放される!その時、多崎つくるは自殺をも長い期間考えたが、ひとりでいることを覚悟した!
③大学卒業後、目標通りの仕事に就いた多崎つくるは、36才になっていた!2才年上の沙羅と知り合った、多崎つくるは、沙羅の要望によって、何故、追放されたのかを、散り散りバラバラになった仲間を16年ぶりに訪ねることにより、解き明かすことにした!沙羅の下調べで、シロが絞殺されたことがわかっていた!何故、そんなことにシロが巻き込まれたかも含めて、シロが、昔、よくピアノで弾いていたリストの「巡礼の年」をモチーフに、多崎つくるも、昔の仲間を巡礼するのだった!