僕のお相撲日記season8¨刺してやろうか 主役は俺だ¨

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ひとりひとりの協力で無くそう事故と日本相撲協会

十両互助会は26日、春場所から発足する令和6年度内閣を発表した。平成26年初場所後の内閣制導入から丸10年が経過した。


会長は昨年夏場所から9代目に就任している現職の岩崎拓也氏が再選。秋場所では幕下に陥落し、一時引退の意向を固めるも、師匠らの説得により再起。


1場所で再十両にこぎ着けると、初場所では復活を印象づける10勝5敗の好成績。支持率が浮上したところで、満を持して“解散”に打って出た格好だ。

No.2の会長代行は水戸龍聖之前会長が留任。No.3の幹事長には昨年末引退した東龍強氏に代わり、大翔鵬清洋氏が就任した。


また、新官房長官には入幕した木崎信志氏に変わって、芝匠氏が副長官から昇格。勘定大臣は番付発表を受けて急遽、幕下落ちの木下一樹氏から、3場所連続14枚目で踏みとどまった岸栄太氏に変更になった。


昨年から新設された幕内支局長は安彦剣太郎元会長が留任。また、貿易対策委員長には岩崎会長の同部屋同期で、ここ1年強運の連続で十両に残留している濱口航洋氏が起用され、今回唯一の新入閣となった。


奇跡の関取返り咲きを決めた嶋田聖也氏は引き続き、特命の景気回復担当大臣に。そして、昨年夏場所限りで引退した深尾光彦元会長は顧問から名誉顧問に改称し、閣僚の殿に名を刻んだ。

会長在任中の幕下陥落は過去5例、全て辞任に終わってきた。悪いジンクスを払拭して再首班指名を受けた岩崎会長は、「今まで一人もいなかったと聞いた時は少し驚いたけど、それだけ長く関取にいて幕下に落ちるのはショックなこと。自分も一度は諦めたけど、本当に続けてきて良かった」としみじみ語った。


本人は気に入ってないが、岩崎氏には顔が似てることから“カレーパンマン”のあだ名がある。


「困って泣いてる子がいたら自分の顔をちぎってパンを与える。そうゆうポリシー的な意味での“カレーパンマン内閣”ですよ」と、不貞腐れた顔で説明した。


2期目の抱負は、「自分は元より地味で、人気がない。歳を重ねて、出世の見込みもない。株もない。けれど、こんな老いぼれでも必要としてもらえる場所があった。


この十両互助会の会長とゆう仕事を、力士人生最後のお役目と思って、精一杯務めてまいりたい」と述べた。