大好きなTくんと学校で仲良くお話できるだけで幸せな高校生活でしたが、前のブログで書いたように、私は地元の大学・理系学部を第一志望にすることを決めたので、そこに入ろうと私は受験勉強も頑張りました。
その甲斐があって、私は現役で合格することができました。一方、大好きなTくんは地元を離れ、遠くの町にある単科大学に進むことになりました。
卒業式の日、もうこれでいつものように愛くるしい彼に会えなくなると思うと、彼を見た瞬間、思わず目が潤んだのですが、Tくんは、”トシ君(私)ってクールだと思っていたのに、卒業で泣くとは意外とセンチメンタルだったんだね”、と言って無邪気に笑っていました。
卒業だから涙が出てきたわけじゃないんだよ…わかる?、と言いたくなりましたが、結局、”いやいや、コンタクトがズレてさぁ”ととぼけた切返しをしたことを覚えています。
まあ、いくら中性的な容姿を繕っていても、まさか同性の友達から恋心を抱かれているなんて、普通は思わないですよね(^^;;
今となっては、あの切返しで良かったように思っています。
卒業後もまた会おうとTくんと約束して、学校を後にしましたが、帰り道もなかなか涙が止まらなかったです。
とても切ない卒業日でした…ちゃんちゃん。