マルトデキストリンとは、簡単に言うとデンプンとブドウ糖の中間体の炭水化物のことなんよ。体内のいたるところでエネルギーとして使われとんじゃ。
デンプンは多糖類の一種で、単糖類であるブドウ糖(グルコース)が多く結合したものとなっとるんじゃ。デンプンは体内に入ると、唾液などの消化液にあるアミラーゼなどの酵素により消化、加水分解されてデンプン→マルトデキストリン→麦芽糖→ブドウ糖という形で吸収されていくんじゃ。
筋トレとしての効果
①筋肉をはじめとする各器官のエネルギー源として
②エネルギー枯渇による、タンパク質分解(カタボリック)を抑止する
③インスリンの分泌による、タンパク質同化(アナボリック)促進
④脳へ栄養供給されることによる、集中力の向上
次はマルトデキストリンを含めた「糖類」のトレーニング時に果たす役割を勉強しょう❗️
まず糖類は体に吸収されてそのままエネルギーとして用いられるわけではないんじゃ、消化によりブドウ糖に加水分解されて吸収されるじゃが、ブドウ糖のままでは分子が小そうて貯蔵に適さんため、グリコーゲンいう形で肝臓、そして筋肉に貯蔵されるんじゃ、この筋肉に貯蔵されるグリコーゲンをもとにワシらーの筋肉は活動するんじゃ。じゃけぇ筋肉が動くためには糖類を摂取する必要があるんじゃ。
グリコーゲンが足りんまま筋トレを行ってしもーたらどうなるんじゃろうか?エネルギー源の第一選択肢であるグリコーゲンがないと、筋肉はタンパク質を分解してアミノ酸を作り出し、アミノ酸を分解することでエネルギーを得ようとするんじゃ。じゃけぇ筋肉を分解することでエネルギーを生み出すわけになるんよ。そうすりゃあトレーニングすればするほど筋肉が小さくなるんよ。これじゃあ意味がないで。糖類を摂取することで血糖値が上昇し、血糖値の上昇に関しては動脈硬化や糖尿病など、上げない方がええというイメージがあるかもしれんが、適切にコントロールすりゃあ大きな味方となってくれるんで。
血糖値が上がるとインスリンというホルモンが分泌されるんじゃが、インスリンは血中の糖を各臓器に運んで上がってしまった血糖値を下げる役割を持っとるんじゃ。ここで大切なんは、インスリンは糖だげじゃあなく、アミノ酸など他の栄養を運ぶ働きもこなしてくれるんよ。筋トレで傷んだ筋肉にアミノ酸を運び、筋肉を成長させるのを促進させてくれるじゃ。
また、タンパク質を合成する役割も持ち、さらにマルトデキストリンが加水分解された形であるブドウ糖は、脳の飢餓時以外のエネルギー源となっとるため、筋トレの集中力向上も期待できるんで。
今回はこれぐらいにしとこう、また次回一緒に勉強しょう❗️
毎日コツコツじゃ❗️