森永卓郎「もうすぐ死ぬ人は、何でもやれる」ステージ4末期がんでも100m走者のように全力疾走できるワケの中で、下記のように記しています。テレビは嘘ばかりという筆者の思いが証明されたと思いました。

   私がメディアに出演しはじめて四半世紀が経ちます。私はコメンテーターの役割を「本当のことを言うこと」と受け止め、仕事をしてきました。  

   しかし現場では政権やテレビ局に都合がよく聞こえのいい発言をする識者が重宝されます。逆に、本当のことを言えば、疎まれ、干されてしまう場合もあります。近年、この傾向が顕著になってきました。2~3年前ですが、あるテレビ局のプロデューサーに「本当のことを言うコメンテーターは使わない」と直接言われ、唖然(あぜん)とした覚えがあります。実際、本当のことを書いた『書いてはいけない』は、発売3カ月で24万部を超えるベストセラーになったにもかかわらず、大手メディアからは軒並み無視されました。

 

 過去には、ノーベル賞作家である川端康成を題材にしたとされる「事故のてんまつ」という小説がベストセラーになったが、その後、著者の臼井吉見は文壇から抹殺されたという噂もあるようです。まさに同様の事が、森永氏にも起こっておりメディアから軒並み無視されることになったのでしょう。

 

 どうも日本の社会は本当のことを言ってはいけないらしい。教育でも「いじめ」や「不登校」、「発達障害」などについても肝心なことは言われていないのです。だもの、改善がみられるはずがないのです。本来は不登校などは簡単に予防できるのです。

 

 本ブログの人気がない原因が分かったような気がします。多く教師は本当の事を知りたくないのでしょう。文科省の教育の審議会に教育の専門家ではなくスポーツなどの他分野で名を馳せた人が選ばれているのを見ても本気ではないことが良く分かります。当然ズレた施策ばかりです。

 子供の健全な成長は二の次で、目新しいことをやれば良いという程度のことばかりです。そんなことをいくらやっても絶対に不登校は減ることはないでしょう。