この世界は、魂が成長するために用意された場所なんだと、私は思っています。


良い・悪い、正しい・正しくない、明るい・暗い。

この世界には、真逆のものが必ずセットで存在しています。


でも本当は、善も悪もどちらか一方が優れているわけではない。

どちらも「体験するため」に必要な役割なんだと思うのです。


人はそれぞれ、この世界で何かの役を演じています。

優しい役、厳しい役、時には悪役を演じる人もいる。

でも、その役があるからこそ、私たちは

「その立場になった時の気持ち」を知ることができる。


もし悪役がいなければ、

許すことも、乗り越えることも、気づくこともできない。


そして、魂の成長が進んでいくと、

なぜこの仕組みが必要なのか、

なぜこういう出来事が起きるのか、

少しずつ、その理由が腑に落ちて理解できるようになってくる。


今はまだ納得できなくてもいい。

苦しかったり、理不尽に感じたり、

「どうしてこんなことが起きるの?」と思う時があってもいい。


それは、あなたの魂が止まっているからではなく、

ちゃんと成長の途中にいるということ。


だから、焦らなくていい。

自分を責めなくていい。


偏らず、もっと大きく、もっと広い心で世界を見ていくこと。

その先で、きっと見える景色が変わってくる。


この世界は、魂が成長するための場所。

私は、そう信じています。