社内コーチング、1on1ミーティングの導入・改善のために

GCSコーチング入門講座

第5章　コーチングが機能する条件

<PR>----------------------------------------------------------

クラスＡ－基本スキル編　2024年1月開講
対面クラス
1/13・14（土・日）各13:00-18:00　THE HUB 銀座6丁目
オンラインクラス
1/20・21（土・日）各13:00-18:00　Zoom

▼詳細はこちら

社内コーチング・1on1ミーティングの導入・改善は、

銀座コーチングスクール銀座一丁目校

--------------------------------------------------------------

前回お伝えしたコーチングの効果、これを部下育成/人材育成に活かすために、

管理職研修などでコーチングを学ぶ企業が増えている様子です。

しかし、時々このようなお話を伺います。

1日研修でコーチングを学んできたマネージャーが会社に戻るなり、

「うちのチームも来週からコーチングをやるぞ！」

と意気揚々と話すのです。

それから2,3ヵ月経過したころ、そのマネージャーがぼやいているんですね。

コーチングは聴けば良いんでしょ。

聴いてもダメだ。うちの部下は何も話してくれない。

コーチングは質問すれば良いんでしょ。

質問してもダメだ。うちの部下は何も考えていない。

コーチングのイメージを悪くするので、

1日研修で習得した気にはなって欲しくないですね。

残念ながら、

コーチングは傾聴や質問などのスキルを習得しただけでは機能しません。

上司（コーチ）と部下（クライアント）の間に信頼関係が無ければ機能しないのです。

これは、第2章のコーチングセッションの仕組みでもお伝えしましたね。

信頼関係を築く、パートナー関係を築く

ということを重視して、コーチングに取り組んでください。

信頼関係とは、部下が、クライアントが、本音で話してくれるようになる。

「この人になら話しても良いかな」

と思ってもらえるような人になるということです。

そこには上限関係はありません。

通常の上司と部下の対話は上下関係です。

それに対して、コーチとクライアントの関係は協働関係といえます。

そして、信頼関係を築くために、2つのことに取り組みます。

それが、「コーチングマインド」と「自己基盤を磨く」。

コーチングマインドとは、

このテーマであれば部下/クライアントは必ず答えを持っている

部下/クライアントの可能性を信じることです。

そして、部下/クライアントの100％味方になり、

最大の理解者、応援者になることです。

自己基盤を磨くとは、

部下/クライアントのロールモデル（模範）になるということです。

完璧な人間になれ、ということではありません。

自分自身の長所も短所も、強みも弱みも、よく理解し、

自分自身に対して肯定的な思いを持ち、

それを部下/クライアントに自己開示できるようになるということです。

部下の前で、見栄を張ったり、知ったかぶりをするのは論外。

自分の短所や弱みを見られたくないがために、強がって見せるのもダメ。

ありのままの自分を受け入れ、自分を肯定的に開示しましょう。

それによって、部下/クライアントもありのままの自分を見せるようになります。

コーチングは信頼関係があって初めて機能します。

信頼関係を築くために、まずコーチは自己基盤を磨き、コーチングマインドを抱いて、

クライアントに接しましょう。

それを重ねることによって信頼関係が醸成され、コーチングのスキルも効果を発揮します。

--------------------------------------------------------------

▼社内コーチング・1on1ミーティングの導入・改善は、

銀座コーチングスクール銀座一丁目校

▼コーチングを受けるなら

経営、組織、キャリアがテーマエグゼクティブコーチ向川敏秀

--------------------------------------------------------------

第5章 コーチングが機能する条件

第5章　コーチングが機能する条件