アレレの映画メモランダム/休日は映画の気分

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ジャンルや新旧問わずに週末に映画館に通っています。映画の感想から、映画がらみで小説やコミックなんかのことも書ければ。個人の備忘録的なブログです。



侍タイムスリッパー


2024年作品/日本/131分

監督 安田淳一

出演 山口馬木也、冨家ノリマサ


2024年9月21日(土)、TOHOシネマズ日本橋のスクリーン9で、13時25分の回を観賞しました。


時は幕末、京の夜。会津藩士高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。やがて眼を覚ますと(以上、公式サイトからの引用)、という物語です。




《短い感想です》


本来は映画ファンには拾い物と言いたくなる作品だが、あまりにメジャーになってしまった。なるだけ情報を入れずに観るべし。時代設定を幕末の京都、しかも主人公を会津藩士にしたところがミソで、そうなると笑ってばかりはいられなくなる。そして本作は時代劇への愛に満ちている。私の若い頃、既に時代劇は映画館からテレビへ移り、劇場作品は特別なものに。そして今やテレビでも時代劇はほぼ見ることがない。本作は消えゆく武士道と時代劇に最後まで人生をかけた人々の情熱を、笑いと感動のうちに描いた見事なエンタテインメント。ラストの気持ちの入った殺陣に熱くなった。未来に希望を感じさせるのもよし。



トシのオススメ度: 5

5 必見です!!
4 オススメです!
3 良かったです
2 アレレ? もう一つでした
1 私はお薦めしません


侍タイムスリッパー、の詳細はこちら: 公式サイト


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