ファーストステップということで、公務員試験の全体像を見ていこうと思います。
ですが、本題に入る前に、前提となる事項を若干整理しておこうと思います。
まず、前提として、このブログは平成27年度採用(来年の公務員試験受験者)を対象としようと思います。
もちろん今年公務員試験を受験する人にも役に立つ内容を書いていこうと思いますが、すでに1年ぐらい勉強されている方は「そんなの常識だろ。」みたいな内容になってしまうかもしれません。なので、とりあえずの建前としては、平成27年度採用(来年の公務員試験受験者)を射程にしていこうと考えております。
また、私は一応大卒ですので、大卒程度試験(上級)について書いていくつもりです。
なので、それ以外の方は、個別に御相談いただくか、参考程度ということで、御容赦いただければと思います。
さて、前置きはこれぐらいにして、早速本題に入りたいと思います。
今日は、公務員試験の全体像としての科目の分類を頭に入れましょう。
下記の分類は今後勉強していく上で、めちゃくちゃ重要になりますので、とりあえずどんなものが該当するのかだけは、なんとなくでいいんでわかるようにしておいてください。
(詳細については、後日書きますが、下記の分類は今後のブログで日常的に用いる予定です。)
公務員試験には大きく分けて
(1) 教養試験
(2) 専門試験
があります。
そして、(1)教養試験をさらに細分化すると、
① 文章理解(簡単にいうと、国語・英語)
② 数的処理(簡単にいうと、数学・パズル)
③ 自然科学(数学、化学、物理、生物、地学)
④ 人文科学(世界史、日本史、地理、思想、文学)
⑤ 社会科学(時事、社会)
こうやって見ると「科目多すぎだろ・・・」と思う方が多いと思いますが、そんなことはあり・・・ます。
確かに科目数は多いです。しかし、この科目の全部をやる必要はありません。
必要な科目のみをやって点数を荒稼ぎすればいいのです。
その方法については、明日にでも書こうと思いますので、今日はあと(2)専門科目の全体像にみていきましょう。
専門科目として多くの受験者が選択する主要な科目としては、
① 憲法
② 民法Ⅰ
③ 民法Ⅱ
④ 行政法
⑤ ミクロ経済学
⑥ マクロ経済学
⑦ 財政学
⑧ 政治学
⑨ 社会学
⑩ 行政学
⑪ 経営学
⑫ 国際関係
⑬ その他
があります。どの受験者もこのうち最低8科目はやらなければなりません。これは避けては通れない道ですので、頑張って効率的に勉強していきましょう。専門科目については、努力がものをいいますが、効率的な勉強法、効率的な科目選択は存在しますので、後日のブログも期待していてください。