今日はイタリアの秋・・・・というより、
フィレンツェの秋を御覧に入れようかと思います。
日本もそろそろ色付き始めてるのかな?
『紅葉』というのは、もちろん美しい。
京都の燃えるような『紅』は、まさに『雅』の世界でしょ。
でもイタリア・・・・じゃなくてフィレンツェの秋って、
『紅』って感じじゃないんですよね~。
どちらかというと『黄葉』かな。
一説によると紅葉というのは、夏から冬にかけて、
ゆっくりと気温が下がっていくことで色付くものだとか。
フィレンツェって、ものすごく秋が短いんです。
暑い夏が終わって、少し過ごしやすくなったなと思ったら、
一気に冷え込んでしまう。
ここ
僕の住まいの、すぐ裏手にある山(丘)なんですけど、
『紅葉』って感じではないでしょ。
それでも、少しは秋を感じられるのではないかと思い、
久し振りに登ってみることにします。
僕の大好きな場所です(^^)
でも登り始めてすぐに後悔しました。
なぜなら
道がグチョグチョ。
場所によってはかなり傾斜がきついので、
転んだら泥だらけ。
この時期のイタリアって雨が多いのだけど、
この2,3日はよく晴れていたし、気温も高めだったので、
登りやすいかと思ったんです。
甘かったですね・・・・・(ーー)
おまけに
道塞いでる奴もいるし・・・・・
それでも、やっぱり緑の中というのは気持ちがいい。
マイナスイオン効果なのか、気持ちがスッキリしてくるし、
騒々しいくらいの鳥の鳴き声も、じつに心地よい。
上からバタバタと降って来るものがちょっと怖いけど。
その正体がこれ
ドングリ
この画像では分かりづらいですけど、
これ、
かなりデカイです!
こんな物が
あんな所から落ちてきて、
『直撃したら痛ぇ~だろうな~』
なんて考えてたら、来ましたね。
左肩にコイツが・・・・
売られたケンカは買わなくてはいけないので、
八年殺しの秘孔を突いておきました。
(その前に土に帰るだろうけど・・・・・)
そんな風に、
一人遊びをしながら辿り着いた頂上がここ。
野原になってます。
この原っぱの先、フィレンツェの中心街が微かに見えているんだけど、
さらにその先、うっすらと見えている物がわかりますかね。
最大ズーム
フィレンツェの象徴のドゥオーモ(大聖堂)。
このブログのタイトルの帯に使われている画像も、
ここで撮影したものです。
残念ながら、今日は午前中ずっと霧がかかっていたので、
あまりよく見えませんね~。
でもこれはこれで、結構いい味出してるのではないかと・・・・・
いつもここに来ると、何も考えずにタバコを1本ふかすんだけど、
今日僕が考えたのは
『あの濡かるんだ坂道、無事に降りられるだろうか・・・・・』
でした。