伝え手としてリアルであるか? | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。


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ビジネスセミナー等で人前でお話する機会がよくあります。


講演や講義、セミナーでお伝えすることは、

実は「原理原則」しかありません。

これは、基となる根幹の考え方ですから、

誰が伝えても、実は内容は同じです。


しかし、その伝え方というのは、伝える場や環境、

伝え手のキャラクターや、手法によって様々です。


例えば、

「全てのビジネスは価値と価値の交換である」

という本質論や、

例えば、

「利益=粗利額-経費」

という科学性、

これは原理原則であって、変わるものではありません。

本にも書いてあるし、勉強会でも出てきますし、その言葉自体は知識としては知っている人は既に知っています。


しかし、それを伝える手法は、会議室のような場であったり、映画館のような設定だったり、

あるいは大学教授のように理路整然と伝える人もいれば、

漫談さながらに大笑いの連続で伝える人もいるでしょう。

それが伝える場の設定であり、伝え手のキャラクターです。



そう考えると、

「ビジネスは楽しく」

「ビジネスは真面目にコツコツと」

「セミナーは楽しく」

「勉強会はマジメに」

といったような主張は伝え手の伝え手としての主張ということですね。

どれが、正しいとか間違いというものではなく、

経営者や主催者・発信手が、どう伝えたいかの主張に過ぎません。

要するに好き・嫌いの話です。

よって、自分を信じた表現を勝手にやり続ければいいのですね(笑。


ちなみに、この議論が好きな人はいますが、

そもそも、人の嗜好がどこにあるのかというのは、

議論の対象ではないというのが私の意見です。

映画は、SFが好きなのか、恋愛モノが好きなのか?、

異性は、デブがいいのかヤセがいいのか?という会話と

同じようなものですから(笑。



問題は、どんな「原理原則」も「本質論」も、

それが伝え手としてリアルかどうか、ということになるのだと

思います。



映画も演劇も講演も、リアルでないと伝わらないものですね。

「原理原則」「本質論」がリアルに伝わるかどうかは、

実際に行動・実践・実験してみて、経験事例を持っているか?

と言うのが、私の今のところの唯一の答えです。


人というのは不思議な生き物で、上っ面かのか、本物なのかを

ちゃんと見抜いてしまうものです。




そういう意味では、伝え手であるということと、

実践者であることのバランスは、ずっととっておきたいと思っていて、

それは、私の次の事業構想の基とも言えます。


まぁ、そんなことを考えながら・・・、

新潟から松本へ、移動中です。

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雪景色を観ながら、仕事というより、一人旅行ですね(笑。

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