新年あけましておめでとうございます。
みなさんは新たな年をどのようにお迎えでしょうか？
私は、遅ればせながら、本日
「鬼滅の刃・無限列車編」を見てきました。
（映画館は、元旦も「ファーストデイ」で、1100円でした）
ヒット映画から、今回感じたことを書こうと思います。
鬼滅の刃・概要
鬼滅の刃は、すでに多くの2240万人の観客動員数を超え、記録的なヒットとなっています。
「週間少年ジャンプ」の掲載から始まり、TVアニメとして放映、TVアニメが終了し、その続編として今回の「無限列車編」がTVからの続きとなっています。
私が鬼滅の刃と出会ったのは、娘がコミックやTVで見ていたことがきっかけです。
中田敦彦さんのYoutube大学でも特集されています。
ヒットとなっているのは、時代背景や登場人物の豊かな感情や殺陣、愛情表現などがあると言われているが、私が感じるのは「死」というものへの「向き合い方」にあるのではないで
しょうか。また、登場する悪役の「鬼たち」ですが、「私たち自体が鬼なのでは！？」と考えさせられる鬼の造り込みにもあると思います。
昨今の「コロナ禍」で、人々は疑心暗鬼になり、今までの状況が一変しました。
いろいろな制限や我慢もしなくてはいけない社会になりました。
そんな中、他責思考の人が増えた気がしています。
私もそんな1人でした。
コロナ情勢に、いろんな感情が渦巻いていて、何も考えられない状況が続いていました。
気がつくと、誰かを責める気持ちが強くなっていたんです。
当然ですが、周囲の状況は徐々に悪くなっていきました。
今から考えると、悪くなっていくのは必然なんですが、その時はわかりませんでした。
そんな最中に出会った鬼滅の刃に、私はハッとしたのを今でも覚えています。
「これって、俺のことだ・・・・。」
コミックを読むに従い、自分が主人公に切られるかのような感覚に陥りました。
「このまま過ごすと、お日様の下で暮らせない日が来るかもな・・・。」
そして本日、新年の始まりに、今まで見に行けてなかった映画に行くこととなりました。（内容は、まだ見られていない方のためにとっておこうと思います。）
我々が、「鬼」にならないようにするための生き方。
それは、「自分以外の人を信じきること」ではないでしょうか。
ちょっとネタバレ
「自分以外の人を信じ切る」とは？
私が強く印象に残った場面は、煉獄杏寿郎幼い頃、母との回想シーンです。
「弱き者を助けることは、強く生まれた者の義務」という言葉を授けるシーンです。（これにより、杏寿郎は強くて熱い「炎の心」を持ったのではないかと思っています。）
その言葉通り、煉獄さんは自分の命を張って、周囲の人を守ります。ですが、そこに自分の小さな「損得勘定」があれば、守れるでしょうか？
損得勘定が存在する場合、相手を「信じている」と本当に言い切れるでしょうか？
「あなたは素晴らしい、あなたは大丈夫。信じています。」
なかなか言えませんが、相手の全てを今後はこの言葉を使っていこうと思います。
私の中の「鬼」
私は、「高知の情報発信」をすると決めてこのブログを始めました。高知には、地元の人しか知らない素晴らしいところがたくさんあるところだからです。
そんな中、コロナ禍で高知県に帰省できず、新たなスポットも探せずにいました。
帰省できないことを「誰かの責任」にすることで、自分から逃げている自分がいました。
「できる限りのことは、全てやったわけ」ではないのに・・・。
理由は、「誰かのせいにすれば、自分が傷つかない」からです。
まさしく、「鬼の所業
」です。
その心は、今日「煉獄さん」によって断ち切られました。
今年は新たな気持ち、取り組みで、高知のいいとこを紹介します。
長文にお付き合い下さり、誠にありがとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いします。
まだ、鬼滅の世界に触れられていない方は、ぜひ一度コミックを手にとって触れていただければと思います。
「俺もおにや～～～ん」ってなるかもしれませんね。
煉獄さんの言葉通り、いろいろと考えすぎずに、自分の直感と
信念を信じて進んでいこう。
「心を燃やせ〜〜〜！」
