ロゼですから本来なら、ハツラツとした味わいと楽しむ事もあってリリースすぐなどのモノ
を飲むんですが、ここの作り手のキャラからいってすぐより少し間をとって飲む方が美味
しいんじゃないかとストックしてたワイン。
カスターニャ
はオーストラリア・ヴィクトリア州ビーチワースにある小さな家族経営のワイ
ナリー。ご夫婦と息子だけでワインを作ってる小さな作り手で、実は2009年にこのワイ
ナリーに3日ほどお邪魔してブドウの収穫とか収穫前に醸造タンクの掃除とかお手伝い
させて頂いた生産者。
ワイナリーでの様子はコチラ
http://www.rakuten.ne.jp/gold/pacificwine/winerytour/2009_au/0301.htm
ビーチワースは小さなワイン産地ですが、オーストラリアでもプレミアムなジャコンダもこ
の地にあるワイナリーで高品質・小ロットのこだわった作り手が点在する産地、ちなみに
地ビールも有名。
この『カスターニャ』もそんな少量生産でこだわったワイン作りをするひとつで、オースト
ラリア比較的早い段階からビオディナミを取り入れており、二コラ・ジョリーと一緒にビオ
ディナミのシンポジウムで日本にも来た人物。
少しおいてから飲んだ方がいいだろうともったいぶって置いてたこのロゼ。
満を持しての抜栓となったわけですが、これは悩みどころですが
惜しい! (←ここがポイント)
リリースすぐに飲んだのと比べると当然熟成感もありますし、ロゼというよりは赤ワインの
熟成の印象。もともとロゼとしては非常にしっかりとした酒質で色も濃い目。若いときのハ
ーブ系の印象が消えて、熟成の土系のニュアンス。あと1~2年はやく飲んでてもよかった
かもしれません。
この1~2年はあくまで保管状態も踏まえてですんで。
同じく発売中の2005年は、ちゃんとセラーで定温保管ですが、これはあくまで
自宅・ダンボール保管。セラーが去年壊れてそのまんま(買えよ!)
期待してるのが、彼のワイン作りのこだわりのひとつに、抜栓24時間後ってがあります。
「ワインのポテンシャルは開けてすぐには出てこない、開けてから24時間後に美味しさ
が持続でなくさらに美味しくなる事も大事。」と言ってたので、今日残り飲んでみようかと。
そんなワインを飲みながら見てたのが『ダーケストアワー 消滅』。
映画の存在は知ってたもののいつの間にか劇場公開も終っててTSUTAYAで発見。製作が
ティムール・ベクマンベトフって事で少し興味あったので鑑賞。
いわゆる宇宙人侵略モノですが、姿が見えなくて電磁波でチラチラと発光するエイリアンは
なかなか新鮮。あとエイリアンに人間がやられて消滅する描写がビジュアル的には見事!
そんな「おー、これは新しいかも」って印象も前半のみで、そんな予算も無い映画なんでし
ょう、人類と宇宙人の大規模戦闘とか、大爆発、スペクタクルはなく、逃げ回って脱出と全
般的におとなしめ。決着をつけず"人類と宇宙人の戦いはまだ続く"的なエンディングは、ロ
サンゼルス決戦だし、なんならガメラなんてさらに前。
おお~~!とテンション上がった中盤以降、ワインを飲み進めてる内にいつの間にか、まさか
の寝落ち。「エンドロールで子供に面白かったな」で目が覚めておもわず途中から見直して
しまいました。
今日のワインと映画、惜しい!
あと2年ほど早くてもいいかも。と 惜しい、前半の斬新さが
いいのに。そんなどちらも「惜しいっ」そんな2本でした。
そんなわけで、飲んだのより1年新しい2006年もの
※同一ワイン12本ケース購入でさらに3%割引
今回飲んだ2005年はトリイ自宅保管なんで、お届けするワイン
とは管理のレベルが違います。
これは惜しく無い。同じ2005年、保管コンディションは抜群!
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