先日の富山の試飲で見つけてきたバックヴィンテージワイン。


ワイン屋店長の私的メモ


見つけてきました、いろいろと。行った甲斐があったってもんです。


しかも保管倉庫で24時間365日最適温度、最適湿度で保管されてますから、

コンディションは申し分なし!さらに出荷の際は、さらに色合いなどをチェックし

てOKとなったものだけをいただけますのでさらに厳選。

まぁ、ブショネとかはチェックできませんが、厳しく外観から解る限りのチェック

をしていただいているので、間違いなくリスクは減るはず!。


そんなベストコンディションの特別なワインを、わずかですが今回ご案内。

もちろんバックヴィンテージでなくてもキチンと出荷の際にはチェックしていただ

いてるので、差はつけてません。


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いろいろあるんで、一部のみとはなります。

さすがに全部は売り切れんで、初っ端はピノノワール(いきなり人気品種だぁ)


飲んだピノノワールは4種類


 1)アタ・ランギ ピノノワール2000

 2)グロセット  リザーヴ ピノノワール 1996

 3)ヤラ・リッジ リザーヴ ピノノワール 1996

 4)ストニアーズ リザーヴ ピノノワール 1997



それぞれ試飲して、今回OKとしてご案内するのは内3種。
『アタ・ランギ』『ヤラ・リッジ』『ストニアーズ』
すまんグロセットm(_ _)m




まず『アタ・ランギ』  。


2000年と4つのピノの中では最も新しいワイン。この中では最も飲み頃

でバランスがとれてました。


アタ・ランギと言えば、NZのピノノワールの中でもボリュームのあるしっか

り系のピノ。こないだ試飲した06なんてカッチカチ。さすがに10年経つと

違いますね。


色合いはエッジはレンガ色とはなりませんが、少し茶を帯びてきた熟成ワ

イン特有の色合い。中心はまだしっかりと赤身は残ってますね。

抜栓3日目のワインなんですが、時間による酸化の感じはなく果実味と酸

味をベースにした骨格はしっかり。このあたりは元々重口ピノの恩恵という

んでしょうか?
若い時のカチカチな硬さはすでになく、これころピノノワール!と言える、き

め細かくてツルッとスベリのいい口当たり。酸味は元々しっかりとしてます

から、飲み頃とはいえまだまだ熟成のポテンシャルはあります。


ブルゴーニュの古酒で独特の味わいを放つ、あのなんとも言えない枯れた

感じからくる味わいに持っていくには後何年。


10年は戦える・・・


4つのピノの中でベストであることは間違いありません。



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アタ ランギ ピノノワール[2000]

希望小売価格 12,600円 (税込) を PWC価格 11,340円




次、ヤラ・リッジ


1996年!オーストラリアのピノノワールとしてこう古いVTはそうお目にかか

れません。ここに唯一外されたグロセットとの差があるのかもしれません。


ヤラもグロも(略すなっ)同一の1996年。
どちらも冷涼な気候と言う事もあって、ピノノワールに向いているかもしれま

せんが、作り手の差もありますが、グロセットのあるクレアヴァレー、アデレ

ードヒルズは、より涼しい環境。ピノというよりはリースリングの方が向いてい

る産地でもあります。対してヤラリッジは、ピノノワール、シャルドネがメイン、

ドンペリやモエを造るシャンパーニュ・メーカーもこの地でスパークリングを作

るほど。


こちらは、先のアタランギ以上に見事なレンガ色。酸化な香りはなくまだインク

っぽさのニュアンスの残っていてチェリーのような若々しさとはならないまでも、

イキイキしてます。

1996年ながらまだ硬さもあって、熟成が可能な『ヤラ・リッジ』にあって『グロ

セット』はすでに味わいが弱く、バランスにやや欠くイメージが。こうなると瓶差

なんてこともありえるので、ネットで売るには難しい。オーストラリアの熟成を文

句無く楽しめるかたは別途ご連絡ください。


『ヤラ・リッジ』開けてすぐは少ししんどいかもしれません、抜栓後少し様子を見

ながら飲み頃を見つけ出したもらうのが、最良の飲み方予測的には、開けてそ

のまま半日~2日あたりに最もいいのがきそうな気がします。

★貴重バックVT
ヤラ リッジ リザーヴ ピノノワール[1996]【Aus0630】

希望小売価格 12,075円 (税込) を PWC価格 10,867円






そんで最後が『ストニアーズ』


これもヤラ・リッジ程ではないもののかなりまだしっかりした感じが残るワイン。

とはいえヤラ・リッジ程にガッチリ閉じた感じではなくて、角もなくピノらしい味わ

いはあるものの、「あと数年置いてても美味しいだろうなぁ~」とシミジミ思いな

がら飲んでしまいそうな美味しさ。開けてコルクしてたら4~5日は間違いなく

大丈夫。

今飲んで美味しいのは間違いなし、ぎゅっと凝縮あるやや重口ほどの味わい。

ちょっとスパイスのアクセントが効いていて料理とは間違いなく合います。

現行の2006年の定価が6300円(PWC価格5355円)と考えると、10年さか

のぼってこんな貴重な1997年ヴィンテージが9975円(PWC価格8977円)

ってのは、お買い得なのは確実1997年が記念日の方、1万円以下で記念日

ワインが手に入るとすれば安いものかもしれません。


★貴重バックVT 
ストニアーズ リザーブ ピノ ノワール[1997]【Aus0630】

希望小売価格 9,975円 (税込) を PWC価格 8,977円







ワイン屋店長の私的メモ

専門店だからこそ!なオーストラリア&ニュージーランドの
バックヴィンテージ。 1992年~あります。
http://item.rakuten.co.jp/pacificwine/c/0000000334/







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