昨日のソムリエ世界チャンピオンのセミナーに続いて、
今日は一緒にワイン飲みながら飯喰う会で
六甲道の『アム・アム・ホウ』さんへ。
2007年度の世界最優秀ソムリエの称号を持つ”アンドレアス・ラーション”氏との食事会。
って事で、参加者は各自ワイン1本持参。
それをラーションさんは当然、参加者みんなでブラインドで飲みましょうと言う事になりました。
で、世界一のソムリエに飲ませてみようと思ったワインが
ロスベリー・エステート セミヨン1997年
ふふふ、解るかなぁ~
でテイスティング。
熟成の中から得られる香りや酸味、果実味の味わいから、いろいろコメントしていきます。
「マルサンヌに近いイメージがあるね」
(若いセミヨンはマルサンヌに近いスタイルあります)
「オーストラリアならもうちょっと酸が弱い気も。やっぱローヌかな。」
(おっ!間違うか??)
「色は結構熟成してるけど、めちゃめちゃ古いヴィンテージでもないな。」
(1997年だから確かにメチャ古でもないな)
と、周りの参加者とあーだこーだで。
ラーションさんはローヌのマルサンヌと結論
ざんね~ん。
まぁね、あくまで私物なんでそんな厳密に保管してなかったし、開けたては
少しシェリー的な酸化と還元が見られたけど、2杯目くらいでそれらも消え
てなかなかエエ具合に。
97年はあんまりいい年でもなかったしね。
でも、コメント聞いてるとなかなか勉強になりました。
で、こんな持込ブラインドが飯と共に続きます。
前菜
・野菜のキヌガサ茸包み木姜油風味
・鮎の湯葉巻き
・ジャガイモとオランダ豆の和え物 四川山椒の香り
山ごぼうと干ししいたけの蒸ひスープ
四川省名物 よだれ鶏
全粒粉でつくった四川揚げパン
香港シュウマイ、ショウロンポウ、餃子 (餃子くってもた)
海鮮と豆腐
鴨の醤油仕込み
大根餅のチーズ焼
つるむらさきの腐乳炒め
スズキと豆腐の蒸し物 香港醤油仕立て
砂ズリとニンニクの芽の四川香り炒め
四川マーボー豆腐
もう明らかに新鮮とわかる山椒がピリリどころでなく効いてます。
唇の周りぴりぴり!でも元気付けに近所の人が食べに来るっての解ります。
パイナップルケーキと白桃プリン
持ち込みワインとその他いろいろ
ブドウジュースなんですが、品種な~んだ?とブラインド。
正解はユニ・ブラン! 当たらんちゅーねん。
かなり硬くてシャルドネっぽくなくてと思案するも解らず。
どこか未熟とあまり馴染みのないニュアンスで品種は解りませんで
したが、日本のワインであることだけは解った!!
その他はインポーターさんご用意と持ち込みからワイン以外。
ピーターレーマンのTOPレンジ3つ!
シェリー
日本酒でもかなり珍しい仕込みもの。
本来新酒の後、水で割り水するんですが、コレは日本酒で割る"割り酒"
ほんのりと甘口で旨いっ!
持ち込みはワインだけでなく、日本酒とか、シェリーとか結構バラエティーに。
シェフ気合入りすぎな程に出てくる出てくる。
いやぁーしかし喰った喰った…
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