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ト書き

趣味の舞台観劇やライブのレポート書いていきます。

『渡辺恋』さん、『雨宮みき』さんが出演していた、【Visitor】を観劇してきました。
 
  • 観劇日:
2023年05月27日 20時30分〜、
2023年05月28日 20時30分〜
  • 場所:Stars☆Tokyo
  • 劇団/団体:スターズシアター
  • 料金:3,500円、3,000円(リピート割り)
  • 情報:出演者さんのtwitter等
 
 

劇場前の案内版

 なし!
 

twitterでの感想はこちら。

 

初日(土曜日)の投稿。

 

二日目千秋楽(日曜日)の投稿。

 

皆さま、いいね、リツイートありがとうございます😊

 

 

 

~注意~

このブログの内容はネタバレを多数、というかガッツリ含んでいます!!!

スターズシアターさんでは動画販売もしている、もしくは今後されるので、ネタバレを見たくない方は注意してください。

 

 

 

こんなお話

 
〈アリシア・メイソン〉がバーテンダーをしている、あるバーでの出来事。そこに飲みに来ている常連二人〈ヘンリー・ヤング〉と〈ダニエル・トンプソン〉の客の会話。
 
しかし二人の会話がかみ合わない。
ダニエルはヘンリーのことを以前もこのバーで居合わせたことがある。が、ヘンリーはダニエルとは初対面だという。
そこでアリシアに尋ねると、ダニエルの言っていることは正しいと。ただし、ヘンリーも嘘を言っているわけでは無い、という含みも。
 
曰く、違う次元での出来事をお互いで話していたとのこと。
二人がバーで居合わせていた次元と、お互いが全く見かけたこともない次元。複雑に絡み合った次元というのが存在するという。
この会話での次元は、ダニエルはヘンリーと何度か居合わせていた世界。
 
更に私たちが認識しているのは、3次元であり、我々はそこの住人。他には1次元、2次元、4次元、5次元、6次元…
 
そして、アリシアは多次元がすべて視える存在、別次元の住人だという。
 
ここまでがプロローグ。
 
場転して、別次元のシーンに。
そしてダニエルとヘンリーが互いを認識している世界になり…
ただし途中までは同じシーンなので、三人とも全く同じ言動動作仕草。
 
そんな中、突如起こる爆発音と停電。バーから何故か外には出れず、水も止まった状態。暗がりの中、蝋燭に灯した明かりだけのバー。
そこに飛び込んでくる二人の男女。〈デニス・マグワイヤー〉と〈サンドラ・レイノルズ〉。
 
どちらも、バーの外はこれまでと別世界になったと言い張り、しかし別々の主張。
デニスは突如として侵略してきた宇宙人によって攻撃を受けている世界、サンドラは突如発生した変異ウイルスのバイオハザードによって人々がゾンビ化した世界。
 
混乱するバーの中、アリシアが宣言する。
「では、みなさんに決めてもらいましょう!」
 
~~~
 
この後に、アリシアの言う”みなさん”、つまり観客の挙手投票によって、宇宙人編かゾンビ編かどちらのストーリーに進むのか分岐するマルチエンディングとなります。
 
今回は土日公演どちらともが、何と!
宇宙人編が選ばれた結果、となりました。
 
なお、今作は今年4月にも公演されており(Act-1、Act-2と表記します)、Act-1ではゾンビ編or核戦争編、Act-2では核戦争編or宇宙人編の選択。
どちらが選ばれたのかは…後述で写真と共に記載しましょう。
 
主軸の流れがトゥルーエンド(劇中ではバッドエンドとされていますが)のお話、最後に別のルートとしてのハッピーエンドの話も用意されており、一度に何粒も美味しい物語。
 
昨今、特に某marvel映画により注目を浴びているマルチバースの世界が体験できるお話です。
 
ちなみに今作に登場するキャラクターの名前や機関名は、スターズシアターさんの別物語にも通じるものがありますが…
繋がっているのか、それらも別次元なのか、はたまた全く関係無いただの偶然なのか…
神のみぞ知る。
 

役者さんたちの感想


『雨宮みき』さんの〈アリシア・メイソン〉。
 
生まれつき、色んな次元や時間を認識できるという存在。ヒトなのかどうかの説明はありませんが…
ただアリシアの行動や言動を鑑みるに、次元や時間を単に認識できるだけで、操ったり、行き来したりすることまではできなそう。
このスターズシアターの別の作品である、もはや何でもありの某ク〇ノス神とは異なり、位置付け的には次元の見張り人とか管理人といった役割を担っている感じ。
ラストでも、違う次元に移動させたわけではなく、別次元の話を客(私たち)に見せている感じなので…
 
なので、すべての次元の過去現在未来の事象を把握しているわけではなく…
最初のダニエルとヘンリーの会話のときに、その内容の途中から互いが違う次元での出来事を話している、ということを察するような表情をしていました。(多分ね)
その認識があってからこその、その後のイタズラっぽい口調。結構お茶目な性格なのかもね。
 
ただ、爆発音直後の(おそらくこれは次元歪み)、バーの入り口が開かない、水が出ない、電話も繋がらない!という事態のときだけは、アリシアといえど想定外のことだったようで…
そのためかなりの慌て口調と行動。壊れちゃうんじゃないの?ってくらい蛇口をガチャガチャ捻っていましたからね笑
 
 
今回の登場人物の中でも、アリシアは役割的に落ち着いた雰囲気の存在です。
なので、みきさんのお芝居も自然と落ち着き、そして、観客に物語の行末を選択させる場面では、蝋燭の灯りも伴うことで、どことなしに神々しく力強い口調に。
ハッピーエンドへ誘うエピローグでもそう。
 
みきさんの声は、さすが歌唱力で鍛えているだけあってか、とても通る綺麗な声であり、その上で落ち着いた雰囲気を乗せている今回の役なので、説明口調時もとても聴きやすく、スゥーと入ってくる感じ。
 
これまでも、みきさんは落ち着いた雰囲気の役がいくつかありましたが、だいたいは少し年上のお姉さん、という役(だったと思う。)
あ、同じスターズシアターさんの別作品で、超次元の存在の役、はありましたが、今回はそれらともまた違った雰囲気の役を魅せてくれました。
 
あーでも今回もしかすると、明確な描写はありませんので多分ですけど…
バーテンダーとしてのアリシアと、神々しいアリシアの性格や雰囲気の違いから、神シアのときは超次元の存在が実は降臨していた…ような裏設定もあった…のかも。
 
あとそう…ダニエルとの会話のとき「ぁー違います。カオスとは…」のときの、”ぁー”の口調が何気に好き。
 
ちなみに、Act-1でもみきさんは出演していますが、そのときはゾンビ編主張、つまりサンドラ役。今作のアリシアとは全然違うお芝居を魅せてくれていましたよ。
 
 
『前川大樹』さんの〈ダニエル・トンプソン〉。
物理学者であることから、アリシアの多次元の説明をもすんなり受け入れる。
次元の歪みが発生した後も、いっときの混乱はあるものの直ぐに冷静さを取り戻し、バーの外の様子や、外からは簡単に開いてしまうドアにいち早く気づき、しっかり施錠しに行くなどなど、、、
中々に頼りになるメンバー。
 
序盤では、アリシアとヘンリーの会話に割り込み、自分の自己紹介をさり気無くしつつ、ヘンリーと仲良くなるために酒を奢る…中々にコミュ力ある人物。
ちなみに4月公演の際は、隣客役はヘンリーではなくヘザーという女性だったので…やり手のナンパ師にも見えましたが笑
 
 
相変わらず、大樹さんはそつなくこなす演技。セリフの強弱や間とか、とてもしっくりきますね。
今回は物理学者ということもあってか落ち着きつつも知的な雰囲気を醸し出しています。
というか、教授感があったな。次元についての解釈をヘンリーに行うときとかね。
 
あとアリシアが3次元の住人では無い、と答えたとき、(何言ってんだこいつ的に)ヘンリーと顔を合わせるシーンが良き。
まぁ2人の性格的には、半信半疑ながらも、信じられないな…
という反応の表現の方が正解かな。
 
なお、4月公演ではあった核戦争編では、ダニエルは物語に深く関わります。
 
 
『善波祥平』さん〈ヘンリー・ヤング〉。
証明できなものは信じないという、リアリスト。何をもって証明とするか、ですが…自身の目で見て確かめられたものは信じるのでしょう。
あとはバーの年数を年輪に喩えることから…詩人的な感性もあるのかも。
 
 
今回選ばれた宇宙人編では、後に記載するデニスの弟、という設定になります。
偶然すぎる出会いではあるのですが、あっさり信じ、口調もプロローグより幼く感じる。
きっと次元が変わったことで、この世界でのヘンリーはこの性格なったのでしょう。
 
祥平さんはこのスターズシアターはまだ2、3回の出演だったと思いますが、良いですよね。何か自然体で演技している感じがして。
 
日常とはかけ離れた作品とアリシアの存在がいる今作の中で、ヘンリー、そしてダニエルのいわゆる、″普通″なキャラクターがいて、そしてそれを普通の人間として演じてくれる2人のおかげで、逆に非日常な世界観が際立つことができる!
 
もっとたくさん出てほしい役者さんですね。
 
 
さてこの後は、物語後半にバーに投げ込んできた2人。
 
『林ゆみ子』さん〈サンドラ・レイノルズ〉。
ランドル研究所の職員ですが、客選択によって変わる次元によって、設定がガラッと変わってしまう役。
ゾンビ編が選ばれれば主軸な役になるわけですが、宇宙人編だったので、もう一方の背景に。
ただ…性格はどちらでも気が強そう。
 
ちなみにゾンビ編ではHOPEウイルス…つまり(人類の)希望のウイルスを研究して職員さん。
 
 
こちらのストーリーでは、宇宙人に侵略された研究所から必死に逃げてきただけ、ってことですが…
その最中にも世界情勢を調べてきたり、宇宙人のことも冷静に分析してきている。
 
外見や武器も把握し、更に夜になると見えなくなり擬態もできる、という特性までも、そしてそれらをおそらくは短時間で…
…優秀過ぎじゃね笑
 
 
 
その優秀さ故か、サンドラがいたことでデニスとして擬態していた宇宙人の正体を看破できたわけですが…
看破したからこそバーにいた全員が宇宙人によって全滅してしまった(多分)
いやアリシアだけは何らかの力で生き残っていそうですが…
というのが、今作のトゥルーエンド。
 
サンドラの強気の姿勢は、ゆみ子さんのこの演技と声の力強さによって、より顕著に表れる。
デニスの正体が暴かれる寸前、「(ブラックライトを)貸して!」の有無を言わさない声ね。
そして、正体が判明した後の小さくも怯えた悲鳴。
やはりゆみ子さんの声のバリエーションは自在だ…
 
『渡辺恋』さんの〈デニス・マグワイヤー〉
ランドル宇宙センター職員の設定ですが、その実、正体は擬態された宇宙人。
この宇宙人のモデルは、昔の映画のプレデターなわけで、かなり万能。
確か…優秀な戦士になるためにエイリアンの大群と戦う儀式がある映画もあったような…
 
プレデター自体はかなり昔の映画なので詳しくは覚えていませんが、透明になったり、人に擬態してた(方法はグロいので書きませんが)能力は確かにあったような…
ただ火を消したら見えやすくなるなんて設定あったかな。
もしかすると、今作では暗闇の状態、という演出のための設定だったかも。そもそもプレデターではなく、プレデターのような宇宙人、ですからね。
 
てか、ブラックライトをパーティで使ったり、銃があったり、このバーは一体普段は何をやっているのだろう笑
 
で、恋さんですが…
4月公演でも、宇宙人編はあってそのときも出演していたのですが、後述もしますが、結局一度も選ばれずお蔵入り…
そのときの終演後のカーテンコールでは、「宇宙人はいます!」と宣言もしていて…今回はリベンジ公演的な感じ笑
 
そんな経緯もあったからか…活き活きしていたなぁと。そして多少大袈裟に感じる演技も、恋さんのお芝居だなぁと。
「バカナヤツラダ!」
正体を看過されたときのこのセリフ。良いっすわ〜この恋さんらしい喋り方が好き。
 
地球に潜入している宇宙人という設定ですが…
ブラックライトでの調査役を自らかってでたり、ダニエルがバーの扉を閉めてきた後にダニエルが皆から擬態者だと疑わせるように仕向けたり、自身が擬態しているデニスが実はヘンリーの兄だったという偶然を上手く利用し、擬態だけでなく周囲にも溶け込む…
これらの行動を、違和感無く魅せてくれるのは流石。
 
それに、いつも客前で見せるオレ様的な恋さんは、デニスの高圧的な態度、とも上手くマッチしているので、自然体だなぁとも感じましたね。
 
色んな活動をしている恋さんですが、またたくさん出演してほしいですね。
…まぁ数年前にStars卒業会をしているのですけどね笑 復活ということで。
 
↓過去の感想記事。
 

終演後の恒例の集合写真をば。
これは土曜日。

左から

渡辺恋さん、前川大樹さん、雨宮みきさん、善波祥平さん、林ゆみ子さん。

 
日曜日。

左から

前川大樹さん、渡辺恋さん、雨宮みきさん、林ゆみ子さん、善波祥平さん。

 

この指差しはおそらく…昔の映画の某ETを意識したんじゃないかなぁ。

 

 

 

P.S.

 

今作はAct-1、Act-2と今年4月にも公演しています。

が、先日に公開した、スターズシアターさんの作品【Obsession】同様に、4月版は写真だけ載せますね。

 

不思議なことに客の挙手投票の仕組みというのは同じはずではあるのに、今回も含め土日公演どちらも同じ演目になるという…

ただ、このバーは人類には解明できない不可思議な力が働く時空の狭間、でもあるので何が起きてもおかしくない。

信じるか信じないかは、あなた次第、です!

 

Act-1:土日ともにゾンビ編(私は日曜のみの観劇でしたが、土曜もゾンビ編だったらしいです)

 

Act-2:土日ともに核戦争編

 

 

上記兄貴二人の共演を久々に観たので、パシャリ!と。

今年1月にも共演していたのだけど、そのときは私が体調不良で見れず…なので今回が数年ぶりの共演を観劇できたってことに。

 

やはり最高だね。この兄貴二人のツーショットは!