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ト書き

趣味の舞台観劇やライブのレポート書いていきます。

『鳥居きらら』さんが出演していた、【ヒトカラ】を全公演観劇してきました。
 
  • 観劇日:
2022年11月26日 13時00分〜、
2022年11月26日 17時00分〜、
2022年11月27日 13時00分〜、
2022年11月27日 17時00分〜
  • 場所:下北沢スターダスト
  • 劇団/団体:新劇団
  • 料金:3,000円(事前振込)
  • 情報:出演者さんのtwitter等
 
 

劇場前の案内版

 
今回は無し。ただし、同じ劇団員の さいとうはるか さんが寒い中で案内をしてくれていました!
 

twitterでの感想はこちら。

1日目。

 

2日目。

 

皆さま、いいね、リツイートありがとうございます😊

 
 

~注意~

このブログの内容はネタバレを多数、というかガッツリ含んでいます!!!

動画、もしくはDVD販売が今後されるのかもしれないので、ネタバレを見たくない方は注意してください。

 
 

こんなお話
個人的オススメ見どころ
役者さんたちの感想
P.S.

 
 

こんなお話

 

 11月27日は『鳥居きらら』さんのバースデー。

というわけで、生誕祭イベント公演として開催されたのが、今回の一人芝居公演。個人的には単なる交流会よりも、今回のようにお芝居をしてくれた方が役者さんらしいって感じで良いですね。

 

この一人芝居は、4本のオムニバス構成で、かつ幕間に、今回の劇場近辺で撮影したと思われる動画や、タイトルにちなんだ一人で歌うカラオケの動画があり、遊び心満載の作りとなっております。

さて、そんな各話のタイトルは以下のとおり。

  1. ヒガシの帝王
  2. 騒ぐ民衆
  3. 内助の功
  4. コノコノハナシ

きららさんは、2021年9月に初の一人芝居(一人芝居をリレー形式で行い、最終的にそれらの役の方々が集まり一つの作品としている作品)を実践しておりますが、フルフルで一人で公演するのは初めて。

 

きららさんや、劇団の身近な役者さんで毎年一人芝居を公演しているベテランの先輩がいらっしゃいます(私もここ数年毎年観劇しております)が、はたして、初めて挑戦する きららさんはどのような作品を魅せてもらえるのか。

 

 

個人的オススメ見どころ

  • 4作品、4役の異なる作品作風の一人芝居
  • 特に4作品目は、まさかの ある動物の役
  • 幕間の映像も遊び心満載、そう、途中歌詞を忘れても、あくまで遊び心、でね

 

役者さんの感想

ヒガシの帝王

役名:千田千次郎
 
 タイトルから推察できるとおり、某漫画のパロディ。。。なのかは原作を私が知らないから解りませんが、おそらく内容は全然違うはず笑
 
大阪以外の地域出身の取り立て屋が、取り立て時の迫力を出すために関西弁を、兄貴からもらった教科書?を見ながら覚えていくお話。
 
ちなみに、小道具の教科書のようなものに描かれたイラストにも、ちゃんと初心者向けの関西弁講座的なタイトルがあり、絵も…あれは確かフリー素材で見たことあるな笑
 
という設定なので、冒頭一発目のセリフは…素人の私でも解るくらいのたどたどしい、というかメチャクチャで棒読みな関西弁。
初日の初公演のときにこのセリフ聞いたときは・・・めちゃ緊張しているのかと思っちゃいました笑
あ、もちろんこれは演出の上での喋り方ですよ。
 
確かに、「わし」とか「おどれ」とか…聞いたことはあるけど、何気に会話に取り入れようとすると結構わからないもんですよね。そして、関西人が似非関西弁を聞くとイラっとするって聞くけど、やはり結構適当だからなんだろうな~っと。
そんな適当さ満載な関西弁知識で、さらに超が付くくらい素直な千田はん だからこそ、コメディとして見ていて面白い。
 
ラストはちょっと力技っぽいけど、これはこれでゴブリン串田脚本的な締め方でしたね(^^)
 
まあ、こんな取り立て屋なら全然怖くないから、じぇに借り放題かもしれない笑
 
 

騒ぐ民衆

役名:エルマ・ノイマン
 
 軍人の教官であるノイマンが、新兵(←おそらく)に対して戦場での心構えを説くという演説を行う…んだけど、戦場への恐怖心から話を聞いてくれない兵士たちに何とかして話を聞いてもらおうと奮闘するお話。
タイトルは民衆とあるけど、相手はおそらく兵士ですね。
 
4作品中、一番きららさんらしさが出ていると個人的に思う作品でした。
何といっても、ドヤッたときの表情と口調!
普段のきららさんがどうなのかはもちろん知りませんけど、この調子乗ったときの感じ!クイズを出して答えが判らない兵士たちを煽る感じ!
 
何か、、、これまでもちょくちょく見かけたことあったなぁっと!普段からこうなんだろうな~っと!
いや~あのドヤ顔はイラっとくるなぁ笑←
 
豆知識披露は、さすがに毎公演で変えてくることはしなかったけどw でも知らないばかりで、これについては普通にへえ~って。
 
幕間のカラオケでもこの豆知識の一つに関する変装もあり、さらにドヤ顔も披露してくれてね(^^)
まさに 鳥居きらら!って感じの作品でした。ダンケダンケ♪
 
 

内助の功

役名:木下麻衣子
 
 ある夫婦の妻である麻衣子。そんなある日に突如、夫から聞かされる、夫の会社での出世話。
それは付き合っていた当時に占なってもらったとおりの展開であり…
人の好い夫は、踏み台となった元上司たちに気を使って出世に乗り気ではないが、麻衣子がその気にさせようと説得していくお話。さらにラストでも祝いにきた社長に対して衝撃的な…
 
本編を観ているときは正直気づかなかったことで…
きららさん本人から聞いて、あっ!と理解したのですが…
これは、シェークスピアのマクベスをモチーフにしている作品。
 
王になるではなく、社長になる、のではあるのですが…
 
ただもしマクベスがモチーフと聞いていなくても、麻衣子の普段は優しそうな雰囲気から、途中で一点する野心家の顔。
そしてセリフにもある「殺して私が捕まったら無意味だもの」、
あと「わたしとあなたの幸せ」という"わたし"を、おそらくは無意識にまず最初に持ってくるセリフ。
とどめの、社長に酒を注いだあとの表情ね。
 
徐々に浮かび上がってくる麻衣子の本性と怖さ。目的のためには手段を選ばない冷酷さが見えてくるこの作品。
この雰囲気の中で歌う鼻歌も不気味よね。
 
前2作と打って変わって、コミカルさはなく、心理的に訴えてくるこの感じ。
 
個人的にはですね、4作目が一番好きではあるのですが、この3作目は違ったベクトルで一番好きな作品です。
楽しい作品も好きなのですが、ダークな内容も大好物なので!
 
コミカルさが目立つきららさんの演技なのですが、実はこれまでシリアスな演技も多く…むしろこういった演技がベースにもあるからこそ、コミカルさが際立つ感じがする。
 
きららさんの所属する劇団《新劇団》さんの本公演はコミカルな要素はあるものの、ベースはシリアスなので…
そこから きららさんを知った方だと、こういった印象をいだく人も多いのでは、と思いました。
 
 

コノコノハナシ

役名:コノコ(←購入したパンフレットより)

 

 あるお婆ちゃんと、ある動物の…10年前に二人が出会ってから現在までの日常を回想シーンを中心に描くお話。

コメディ2作からダークな話に移り、最後は癒しで、ほんわかほっこり。

何この構成!天才か!

 

で、なんと、演じるのは人ではなく・・・

ネコです。この【コノコ】は。

ある意味、いや絶対、今作でのきららさんは、演技ではなく素です!!!

 

ちなみにコノコのセリフも動きもありつつですが、情景描写や心理描写の一部はナレーションで担っています。

でもナレーションも、当然きららさんですよ。

 

屋根に上るときの「ひょっとひょっと」って声に出したり、「ごろごろ」って言っちゃったり。。。

少年時代、ではなく子猫時代。寂しさからくる哀しみ怯え、お婆ちゃんに拾われたあとの安心感、いたずらっ子、トイレできたり成長を褒めてもらうときのドヤった感とかとか。

 

目線や手足の動作や、ツンツンしたり甘えたり好奇心旺盛な感じとか、もはやネコです。

 

きっと観劇していた方全員が、ニコニコして観ていたはず!

 

ただね、ラストの描写は・・・どっちとも取れちゃうのよね。

このまま末永く暮らしましたとさ、ってエンドと、どちらも、もしくはどちらかが天国からも見守っていますってエンドと。。。

 

コノコのラスト近辺のセリフも「幸せだった」って過去形だし、そもそも結構な年齢だし、そして戻った後もお婆ちゃん寝たままだし・・・

 

けどね、幸せな結末でいいじゃない!

この1人と1匹…いや2人の物語はこの後も続いてくれれば、ね。

 

ちなみに、屋根上ったときや布団の中でくつろぐときの「ふぁ~」が何気に一番好きなセリフ(^^)

あ、あと、ナレーションでの車が通るときの擬音の「ぶーん」も良き良き!

 

 

 

P.S.

購入した物販の紹介!

まず4役のブロマイド。

個性ありますよね笑

エプロン姿も捨てがたいが…やはり一番左のネコ!

あ、劇中でもちゃんとわかるようになっていますが、この衣装のとき、靴下もネコの脚になっています。

 

これらとは別に、QRコードを読み込んで入手可能な電子パンフレット、そして配信映像も購入。

 

ちなみに配信映像には、特典もあって…

おっとこれは内緒!

 

この一人芝居を観てもいない、配信映像も購入もしていないような残念な人は、猫じゃらしに生まれ変わって、ネコちゃんたちに一生モフモフされ続けるが良いのです。

 

 

初のきららさんの一人芝居公演ということでしたが、きっと相当苦労したのだろうな、って思います。まぁ素人の私には推測でしかないけどね。

きららさんの演技は、相手がいたときのテンポの良さがウリの一つ。でも今回は当然相手がいないので、、、

 

それでも、コミカルだったり、シリアスだったり、ネコだったり。。。約1時間に詰め込まれた きららさんの良さ満載の公演でした。

 

幕間のカラオケも、まぁ何を見せられているんだって感じもありましたが笑

ただまぁここは、作品間での着替え時間を確保する必要があるのでね。

 

けれど!これまでの生い立ち映像が挟まっていたりと貴重な絵もあり、それにそもそも、ソロできららさんが歌うとか中々見れませんからね。選曲が謎なものもありましたが、幕間も楽しめました♪

 


今回は特別ってことでしたが、きららさんの新たな一面も見れたし、おそらく更なる進化にも繋がったはずなので…

今後も定期的に公演してくれると嬉しいな。