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ト書き

趣味の舞台観劇やライブのレポート書いていきます。

『林ゆみ子』さんが出演していた、朗読劇【マーブリング・ブーケ】を観劇してきました。
 
  • 観劇日:
2023年05月10日 19時30分〜
  • 場所:あさがやドラム
  • 劇団/団体:ミサキカク
  • 料金:2,000円
  • 情報:出演者さんのtwitter等
 
 

劇場前の案内版

 

 

 

 
 

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こんなお話

 
女性が女性に恋するものの、それは秘めたる想い。そんな中、相手の女性が結婚する。
それまでの想い出を回想しながら迎える、結婚式当日の物語。
 
なおこの物語は、【ホログラム】という曲の歌詞をモチーフとしたという、個人的には新しいアプローチで創られた作品です。
 
 

役者さんたちの感想

 
『林ゆみ子』さんの主演〈一ノ瀬りりあ〉。
 
ちょっと複雑な恋愛をしてしまった りりあ。
女性が女性を好きになる。
LGBTQが叫ばれる昨今では、世間の理解も進んでいるかもしれません。が、それでも当事者からすると…
 
本心を打ち明けることで、この関係性を壊したくない、嫌われたくない…
こんな経験は、男女問わず年齢問わずで誰しもあるんじゃないかな。
 
秘めた想いのまま、ゆうりの親友として過ごす日々。
色んな想い出の中の回想と、ゆうりの結婚式当日。りりあ の ゆうり への想いを声、表情、雰囲気で表現してくれたゆみ子さん。
 
沢山ある見どころの中で、あえてピックアップするならば…
 
「(ゆうりの)邪魔なんてしない、絶対」
高校時代の回想…春海の視点から見る、真剣にキャンパスに向かう ゆうりを見つめる りりあの言葉。
 
このすぐ後、春海のセリフで りりあが ゆうりのことを友人以上に見ていることを客席側も知ることができます。
が、その前に。
りりあの このセリフと表情だけで、ゆうりへの想い、というのが見ている人にも伝わるという演技。これ凄いなぁと感じました。
 
それと、ゆうりが結婚式の招待状をりりあに渡すシーンね。
 
「そっか」
というセリフがこのシーン中の会話に何度かあります。そしてこの3文字だけのセリフに含まれる重みがそれぞれで変わる。
 
最初の方では聴いている人に切なさを伝わる。
でも最後の「そっか」には、ゆうりが別の人と幸せになる、そして、自分が ゆうり の1番でなくなってしまう現実を受け入れる、そんな決意のようなものを感じる。
 
ゆみ子さんの朗読を久々に聴いたけども、やはり凄いなぁと。
 
それと、終演後のアフタートークコーナー。
壇上にいるゆみ子さん含めた4人の中でリータシップを発揮し、上手く場を回す。
へぇ意外なスキルあるんだなぁと変な感心しました笑
 
あと、そのコーナー最初での各人の自己紹介。
席の左端から時計回りに自己紹介をしていくわけですが、3番目に座っていた ゆみ子さんの番にて。
でも今回は主演ですからね、最後に紹介するのは私でしょ?と言わんばかりに、4番目の健太郎さんを見るその表情に笑いそうになりました笑
 
まぁでも主演が最後に紹介は、当然と言えば当然なので何らおかしいことは無い(と思います。)
(※あくまで私の勝手な見解であり、他意はありませぬ。)
 
話はちょい戻り、劇中1つ疑問だったのは…
りりあ のヒールを履いた状態での激走。
彼女はどのくらいのスピードと、どのくらいの距離を走ったのだろう…
 
 
『長谷川茉優』さんの〈村上ゆうり〉。
 
″天真爛漫″
 
そんな言葉がピッタリな ゆうりを魅せてくれました。
そして真っ直ぐで何事も一生懸命。
ただ…りりあ に恋愛対象として見られていることを ゆうり は知らないし、そもそも思いもよらないため、りりあを知らず知らずに傷つけまくる。
りりあ のことを、「(親友として)好き」、と言えば言うほど りりあ の心に傷を付ける。
そして りりあは、気持ちを悟られないよう あえて余裕のある態度で接する。
 
誰の視点で見るか、でですが…ゆうりがかなり酷い女、に見えてしまう!
 
でももちろん ゆうり は悪くないわけで、そこが余計に天真爛漫に見えるわけで…
りりあの想いを一旦置いておくならば、ゆうり はすっごく良い親友ですよね。
 
そんな印象を持たせてくれた 茉優さんのゆうりでした。
 
 
 
そんなゆうりの夫となる『高橋佑典』さんの〈町中純〉。
りりあ、ゆうり、春海の3人が学生時代からの親友であり、更に回想シーン多めの今作であるため、出番としては、結婚式当日と、純と りりあ の初対面の回想シーンが主。
 
なんだけど…なんだろな、このフワッとした安心感を与えてくれる印象は。
喋り方もだし、醸し出す雰囲気もだし…
りりあに似ている、というのが ゆうりの純への印象だけど、似ているのは…ゆうり に対する包容力かな。何でも甘えさせてくれそう。
 
そんな りりあ との初対面シーンでは、純視点では「変な緊張した」、とのこと。
きっと 自分から ゆうり の1番を掻っ攫おうとしている純に対し、りりあは覇王色の覇気でも発し威嚇していたのでしょう。
まぁ りりあ からすれば、ゆうり を幸せにしてくれる人物かどうかの見極め、ということと同時に、そのポジションを諦める口実にしたいがための値踏みだったのだろうと。
 
でもラストでは、りりあの友人代表スピーチを聞いての感動で泣いちゃう純。
名前の通りの純粋な人だな〜というのがヒシヒシと伝わる佑典さんの純でした。
 
それはそうと、アフタートークコーナーでの佑典さんの喋りや仕草が、壇上の誰よりも可愛い雰囲気を醸し出していました笑
 
 
 
そして、『福島健太郎』さんの〈須藤春海〉。
1番面白い立ち位置でしたね。
 
学生時代のときは ゆうり が好き、とのことでしたが…
その頃の男子なんて、女子のちょっとしたことで好きと感じてしまうものだし、本気で好きなわけでは無さそう。
 
むしろ、ゆうりを想う りりあ のことを何となく気にしている様子。
りりあ のその秘めた想いを知ってしまった故の特別な感情、でも恋愛とはちょっと違う…
何だろうな、何か放っておかない存在のような感じ、なのかな。
ただ…本人も気付かない奥底で、どこかで りりあのことが好きなんじゃないかなぁと感じざるを得ない、という妄想も。
報われないとも解っているからね、あえて気持ちを底に封じている…気がする。
 
 
とは言え、りりあ の方は春海に対して特別な感情は全く無く、ましてや恋愛対象でもないわけで…更にはゆうりへの想いがバレているとは、少なくとも本作中では思っていないわけで…
 
結局、ラストでの りりあのスピーチをイケメンなセリフで褒める春海のことも…
本気で、何言ってんだこいつ?と思っていそう。
 
そんな女子′s2人の親友として長年連れ添う春海は、ほんとただただ優しくて良い人!
何気にですね、今作聞き終わった後、1番幸せになって欲しいなぁと感じたのは、この春海です笑
でもきっと誰に対しても一生良い人、のままなんだろうなぁとも思う。
 
色んな考え、妄想を与えてくれる、健太郎さんの春海でした! 

 

 

購入した台本。

 

裏表紙には、なんと出演者さん全員のサインを書いてもらったよ!