こんにちは、とおるです。
今日は「厚利小売」という本を読んだのでそれの要約をします。
厚利小売とは薄利多売の逆のことで、物やサービスを高くして少なく売りましょう、ということです。
なぜこう言う売り方をするのか?
それは簡単に言えば自分もお客さんもwinwinの関係に在れるからです。
例えば、あなたが英語を教えるとして1時間2000円くらいで20人に教えたとします。
そこそこ儲かりますが1人1人に対してまともにコミットできません。さらにお客さんが集まらなければ1時間1500円に下げなきゃいけないかもしれません。
これが薄利多売のデメリットです。
逆に、厚利小売は例えば1時間5万円とかで教えます。すると、1人に教えるだけで上記の金額を稼げますし、1人なのでコミットもできるわけです。
イメージできましたでしょうか?
でもお客さんが集まるのか疑問ですよね?
もちろん、教え方やコンセプトが同じでも集まるかもしれませんが、この本では"異常値になれ"と言っています。
簡単に言うとみんながやってない、かつ、あるひとには確かな需要があるものを提供すると言うことです。
例えば、英語力を上げたければ英語を教えたらいいじゃんと言う話になると思いますが、着眼点を変えて、継続させることに重きを置きます。
世の中継続することが苦手な人は多くいます。
そこに着目して例えば毎日LINEで進捗状況の確認をしたり、オンラインで週1〜2回授業をしたり、LINEグループを使って同じ目標の人を集めたりするなど継続することに重きを置いたコンセプトを打ち出します。
すると、そこに価値を感じた人が集まります。もちろん本質は語学力アップさせることですが、継続させることができれば必然と語学力がアップするわけです。
こんな感じで異常値(今回の場合は継続力をつけさせること)を持つことで他と差別化ができ、普通の5〜10倍の価格でも出す人が出てくるわけです。
他にも厚利小売にできる商品やサービスの見つけ方や値段の設定方法など個人でも会社でもビジネスをする上でためになる方法がたくさんあるのでぜひご一読してみてください。
では!