このブログだけは書きたいと思い、書き始めている次第です。

何かと言いますと、1/31をもちまして僕はBusiness As Usualを退職致しました。


正直、本当に数え切れない、複雑な想いを抱えながらこの仕事を始めてからずっと続けて来ました。

ここで書けないようなことも沢山ありました。

でも今は
Businessを長く続けてきて良かったなあと思っています。

嫌な想いも持ち続けながらも続けた事で貰うことができた素敵な気持ちがあったからです。


その一つは何を隠そう、今このブログを読んでくれているあなた、やっぱりお客さんです。



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最後の日の景色です。


古着屋ここまでやれんぞと、
ここまで沢山の人が愛してくれるんだと、
何か一つの大きな事を成し遂げた様な、


少し誇らしい気持ちです 笑
最後の日に来てくれてありがとう。




そしてサプライズで貰ったとんでないものがあります。

しかも差出人は、「みんな」から。



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僕は、あなた、とか、一人の人間として各々を呼ぶことを好いてきて、

みんな、と呼ぶことを拒んでいた人間だったからか

逆にみんなから何かをしてもらうということが今迄の人生で殆どありませんでした。


そんな僕が一人一人を大事にしながらも少しずつ みんな  を大事にできるようになって、

1/31の最後に、貰った
「みんな」からの素敵なものです。

一人一人が集まって、みんなになるという事の確かな証拠です。そして逆の構造、みんなの気持ちが一つのモノになるということの証拠です。

僕だけに意味がある、僕だけに一番の価値がある、スウェットになりました。

これは僕以外の誰が受け取っても意味が無くて、価値が無くて、でも僕が受け取る事で最上級に意味と価値がそこに見出さられる。


上手く表現できないけれど、人間として生きている意味とか、そういう類の何かをこのスウェットに感じました。


こんな素敵なものが貰えるなんて
思ってもいませんでした。

本当に、本当に、ありがたいです。
みんな大好きです。






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そしてやまゆとの長い長い歴史にも
一つピリオドを打ちました。

部下でありながらタメである
仕事仲間であり友達である

育てていたたつもりが
育ててもらっていたところも多かった気がします。

クソみたいな喧嘩も、真面目なケンカも沢山しました。

今思えばこんなふうにぶつかり合う
友達は他にいなかったと思います。

我が強くて変えなきゃいけないところが多くて面倒臭かったけど笑

芯のある人間と仕事が出来たと誇りに思っています。

ありがとう。







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そして

Business As Usual

この場所自体に感謝が止まらない。

今思えば まるで意志があるみたいに
僕を守ってくれたし、育ててくれた。

お前が居なかったら誰とも出会えなかった、誰にも服と繋げられなかったし、大好きな仕事を続けられなかったよ。

嫌な顔一つせずに、
ずっとそこにあって

みんなを迎えて、送って、
残業も嫌じゃなかった。

でもそれは僕がこの店と一つになれてたからじゃないかなと今は思います。


いつの間にか
読モの稲川さん    ではなく
Businessの稲川さん   に変わって行ったことがその証拠だろうし、本当に嬉しかったなあ。

僕が居なくなったBusinessは文字通り
僕はそこに居ない。

それでもこれから

Businessで働いていたあの人

と言われると思う。

そのイメージが、僕は誇りだ。



本当にお疲れ様でした。
3年11ヶ月、僕と一緒に働いてくれてありがとう。




そう言えば、


僕がこの長い長いBusinessでの仕事を辞めたのは1.31だけど、並べ替えると



3と11



だなあ。




すげえなあ。








Twitterでも書いたけど 正直みんなとの日々が心にこびりついてしまって、どうしようもないです。

こんな日が来るって、自分で決めた事だから解ってた癖に、こんな日が来てしまったと矛盾してしまいます。

だからまた会えるようにするしかないんだなあと思います。


今迄の全てを力に。



次に行くよ。



今まで何回言ったか分かんないくらい

本日もBusiness As Usualでお待ちしております。


ってずっとみんなを待ってたから



今度はみんなが待っててください。



今度は僕が必ず行くよ。




楽しみにしてろよ。

楽しみにしてるから。






稲川透