~ここまでのあらすじ~

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そんなこんなで、経論と一緒に打つことになった一ヶ月。


岩崎がこれまでコツコツためてきた貯玉を使う以上、


経論には、パチンコ業界時代を思い出して、真剣に


立ち回っていただかなくては。



そして、岩崎自身もかなりマジにならなくてはいけません。


自らの貯玉の崩壊を防ぎ、経論の生活費を確保し、なおかつ


自身の稼働結果も残さなくてはならない。



ハードルの高い一ヶ月ですこと……。





初日。


私たちは、岩崎の貯玉ストックがあるお店の中から、


・交換ミドルタイプ


・終日ではないものの、長めの再プレイ手数料無料時間がある


・共有可能


というルールのお店を選び出しました。



換金ギャップがあるお店での、再プレイ手数料無料。


等価ボーダーで打つことができますので、有利になりますね。



このお店の、岩崎の貯玉は7万発。


これを、再プレイ手数料無料時間に共有して実戦します。





待ち合わせの駅前にて。



経「実はな、ここに来る前に明治神宮に寄ってきたのだ」



ひ「は? なんで?」



経「祈りを捧げてきた。

 明治神宮は、都内有数のパワースポットなのだぞ」



ひ「はあ……」



経「それがな、私もパチンコ業界を離れたとはいえ、全く

 打たなくなったわけではないのだ。

 このあいだもアクエリオンを打ったのだがな。

 正直、まっっっったく当たらないのだ!

 ジャンケンすら勝てないのだ!

 私は呪われているのだ!」



ひ「……そんな状態でよくもまあ一緒に打とうなんて言ったわね」



経「君のヒキに期待してるぞ。

 私を養え(゚∀゚)」



そう話す経論の満面の笑顔に、限界まで気を高めたギャリック砲を打ち込み


襟首を掴んでホールまで引きずっていった。



ホールは決めた。


お払いもした。


さあ、いよいよ実戦が始まりますぞ!



※このお話はだいたい実話です。


つづく