昨夜、帰り道で猫に遭遇したんです。
猫。
岩崎、猫がとても好きです。
でも、昔は苦手でした。
そのきっかけは、ずーっと昔の「こどもの日」。
時期的にふとこのハナシを思い出したので、
ちょっと書いてみようかと思います。
食事中には読まないほうがいいよ。
岩崎が小学生の頃。
5月5日「こどもの日」に、近所のホームセンターで
こどもにヒヨコを無料でプレゼントするという催しが
行われました。
もちろん、こども岩崎もヒヨコを貰いました。
正直、縁日レベルのヒヨコ。
みんな長生きは無理じゃないかなぁって思ってたんです。
でも。
そのヒヨコは奇跡的に長生きし、ニワトリにまで成長
したんです!
さらに奇跡的なことに、そのコッコ、こども岩崎によ~~~く
なついてくれたんです。
いつも、庭を一緒に散歩しました。
こども岩崎が歩くすぐ後ろを、ちゃんとついてくるんです。
カワイイ☆
ある日。
その日も天気が良くて、コッコと一緒に散歩していました。
今日もきちんと、後ろをついてきます。
こども岩崎も、気持ちよく歩いていました。
ふっ、と。
コッコの気配が消えたんです。
くるっと振り向くと、そこには…………
コッコを口にくわえた猫が
野生の瞳でこちらを見つめていました。
そしてそのまま、コッコをくわえて、素早くどこかに
走り去ってしまったんです。
こども岩崎、呆然。
今でも……立ち位置や服装、時間帯まで明確に覚えて
いますから、よほどショックだったのでしょうねぇ。
こうして、岩崎から人生初のペットである愛するコッコを
奪った猫が苦手になってしまいました。
それでも。
いろんな大人の話や本のおかげで、それは猫の生きる
本能であり、イジワルでやったのではないと理解し、
一度は猫嫌いを克服しました。
ところが……それから数年後。
再び猫が苦手になる出来事が起こるのです。
つづく(笑)。