みけねけの劇場 - もうひとつのパニック
こ、この状況、ヤバすぎる・・・
ウンコ出そう・・・
そういえば、死んだお袋がよく言っていたっけ。
お前はストレートにものを言い過ぎるって。
もっとオブラートに包んだようなもの言いをしなさいとも言っていたな。
オブラートがなにものかは知らないが、お袋の言いたい事は伝わったぜ。
要はもっとやんわりとした言い方をしろってことだろ?
ここはお袋の言うことに従って言い直しておくぜ。
俺は今モーレツにオブラートに包まれたウンコがしたい!
なんか違うような気もするが、これでお袋も文句は言わねぇだろう。
問題はウンコがしたいということではない。
問題なのは俺が今いる場所が、トイレの中ではなく、満員電車の中だということだ。
トイレでの災難っていうのが俺の役まわりだったはずだが、今回は違うようだな。
かきたくもない汗がでてきたぜ。
お、落ち着け!落ち着くんだ!
そしてこの危機的状況をどうやって打破するかを考えるんだ。
まずは、落ち着くことが重要だ。
そうだ、プッチの野郎を思い出したぜ。
あいつはパニックに陥りそうになった時何をした?
そうさ、あいつは素数を数えたんだ。
あいつはいけすかねぇ奴だったが、俺に生き残る道を示してくれたようだな。
まずは落ち着くために素数を数えるんだ。
2・・・
・・・
・・・
・・・
素数ってなんだっけ?
あぁ、思い出したぞ。
『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字・・・
俺に勇気を与えてくれる。
2・・・
・・・
さ、さ、さ・・・
だ、だめだ!
3の倍数の時にアホになる欲求を押さえ切ることができない。
こんなところで俺の陽気さが裏目に出るなんてな。
アホになったら力が抜けて、あらゆる穴が弛緩しちまう。
俺の括約筋まで力が抜けちまう。
そんな状況は許せねぇ。
活躍しろ、俺の括約筋!
活躍してこそ括約筋だろ?
ん?
あれ?
なんか・・・
くだらねぇことを考えてる間に便意がなくなったような気がするぜ・・・
・・・
待てよ、待て、待てっ!
危うく騙されるところだったぜ。
こんな情況は今まで何回も経験してるじゃないか。
無くなったと思った便意が2割増しぐらいになって再び襲ってくるあの経験のことだよ。
トラップカードが発動する前に気付けてよかっ・・・はうっ!
ほ、ほら読み通りじゃないか。
第2波がきやがった。
し、しかも・・・
こ、これは・・・
2割増しどころの話じゃない・・・
2倍だよ、2倍・・・
単・・・
純・・・
計・・・
算・・・
しても・・・
約2.178倍の・・・
便意・・・
クソッ!
あ、今のはギャグのつもりで言ったんじゃないぜ。
俺はそんなキャラじゃねぇ。
あぁ、視界が霞んでき・・・
あっ・・・
・・・
・・・
・・・
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
俺は満員電車の中でウンコを我慢していると思ったら、いつの間にか・・・
なんでだろ?
満員電車のはずなのに
俺のまわりは スカスカなのね
ポル
おしまい
ポルナレフファンの皆さん、下呂さん、ごめんなさい。
ブログで謝罪した回数なら日本一 みけねこでした。
みけねこ堂