あなたの匂いが大好き

 

朝起きて隣にいるあなたの目が開いた時

『おいで〜』

と抱き寄せてくれた時の匂い

 

汗をかいたあなたの首元の匂い

 

ハグをした時のあなたの服から香る匂い

 

 

 

 

あなたのいない世界は

モノクロの世界

 

あなたの匂いも温もりも

あなたの匂いも

あなたの声も姿も

何もない

 

何もない世界は

色のない海の深い底にいるみたい

 

 

 

 

 

私は変わらなきゃいけない!

もう2度とあなたを壊さないように

あなたを苦しめないように

 

 

いつも些細なことが引っかかり

気になり

気がつくと 

 

なんで?どうして?

 

と自問自答が始まる。

そして、その【なんで?】が大きくなると

自分で抱えきれなくなり

私はあなたにぶつけてしまっていた。

 

勝手に想像して膨れ上がった

全くあなたは状況がわからない中

いつも向き合ってくれた

 

すると今度は、

なんでこんなことを

とあなたを苦しめ傷てけたのではと自責に

 

負のループはどんどん底無し沼で

 

 

 

 

傷つくことが怖くて

信じることができなくて

 

でも誰よりも信じたくて

失いたくなくて

 

ずっと一緒にいたくて

でも怖くて

 

 

目を閉じることもできなくて

心が叫びだすと止められなかった