昔、米が不作でタイ米が沢山輸入されたり古米が出回ったりした時期があったの覚えてるかな?
あの頃はもう米もスーパーで買うのが当たり前になってみんな安いお米に流れて行った。
それが当たり前になってからの不作。スーパーでお米が買えなくなった人達はみんな米屋さんに殺到した。
米屋さんは言う。
「うちにももう在庫がないんです」
そんな中、私の家にはいつも通りの米が米びつにいっぱい入っていた。
それは米屋さんが昔からのお得意さんの分だけは確保してくれていたから。
「スーパーの米の方が安いのに、うちみたいな小さな米屋でずーっと買ってくれとるお客さんの分まで売れんて」
子供ながらに感じたのは、母は米だけを買っていたんじゃなかったんだなということ。
繋がっていくということが大切だということ。
今、私も母親になって思うのは子供にはちゃんとした物を食べさせたい。
でも実際にはジャンクな物や甘味な物も食べさせてしまってる。
そんな矛盾は承知。
それでもできることはできる範囲でしていきたい。
最近知った「てげなっちょファーム」さんで、ファームオーナーを募集していた。
畑の一部分丸ごと年間通して買い上げる制度。
年間6万円で24回(月2回スパン、1回
あたり2500円となる)に分けて野菜が届く。送料は1回1200円位か。
少し前に投稿した【野菜セット】も同じ値段だし、こちらにすれば無難なのは分かってる。量も一定だし、サービスなんかもあるしね。
ファームオーナー制度では不作の時のリスクを覚悟しておかなければならないし、また豊作の場合は通常の野菜セットより多い量になったりもするだろう。
それでもファームオーナーに惹かれるのは、昔うちの米屋さんがずっと《うちの米屋さん》でいてくれたように
うちの八百屋さんであり、野菜の生産者さんであり、畑の微生物達の飼育係さんと繋がっていたいなと思ったから。
もしかしたら何かの理由で野菜の流通が滞るかもしれない。スーパーに野菜が並んでいない時《うちの畑》には野菜があるかもしれない。
それを守ってくれる生産者さんがそこにいる安心感、これは何にも替え難いように思う。
母から学んだこと。
ファームオーナー、なってみようと思う。

