「専業主婦にだけはなるな。」


昔母から言われた言葉です。


いつ言われたかははっきり覚えていませんが、心に刻み込まれた言葉でした。


私の母はワーキングマザーでした。


祖父と2人で小さなお店を切り盛りし、兄と私の学費を稼いでくれました。


父1人の給料では子ども達を大学まで行かせるのは難しかったようですショック


そんな両親の背中を見て育った兄と私は真面目に勉強して希望の大学に入り、無事就職しました。


母は自分が働いていたからこそ私達を大学に行かせてあげられたという自負があり、結婚して子どもが産まれても仕事は続けた方が良いとよく言っていました。


ワーママを挫折した経緯


私は仕事が出来るわけではありません


転職も数回していますが、どの会社でも平均レベル。


子どもの数が増える度に仕事への意欲は減っていき、時短勤務で何とか日々を乗り切っていました。


そんな中、なぜか激務の部署に異動ネガティブ


時短勤務も出来なくなり21時帰りの日々に。


夫も忙しく帰りが遅いため、義両親の手を借りながら何とかやっていました。


常に気が休まらずイライラして、家でソファに座る時間もなかったです魂が抜ける


休日に資産を把握したところかなりの金額になっていたので、


「仕事辞めていいショボーン?教育費の目処たったし。」

と夫に打診。


夫は「いいよトロルが余裕あった方が皆喜ぶし。」と快諾。


無事退職の日を迎えました。



退職が母にバレた


晴れて専業主婦になり毎日を過ごしていると、母から電話が。


…うっかり出てしまった無気力


母「あれ?今日仕事は?」


私「…今日は学校行事でお休みで。」


ってことが続いてね。


おかしいと思ったらしく…


ある日「あんた仕事辞めたでしょう!」と母から怒られたガーンアラフォーなのに


仕事を続けるのも辞めるのも私の自由だと思うんだけど…ショボーン


母「恥ずかしいからパートとかするんじゃないわよ!」


私「…はい。」


なぜかパートも禁じられた私はいまだに専業主婦をしています。


ワーキングマザーも専業主婦も自分で選んだならそれでいいと思うんですけどねキョロキョロ