3月18日
午前の診察時間に
トロンを診てもらいました。
昨日のお話では
テストで注射してもらったお薬の効果は徐々失われていくと言われていましたが、この時のトロンさんはヨタヨタですがまだ歩ける状態ではありました。
朝も
私が洗面台で顔を洗っていると
ヨタヨタと歩み寄ってきて
足元にストンと座りました。
撫でての合図です。
いつも通りの風景。
いつも通りの行動。
でも…
弱々しく元気のないトロンを見ていると心配でポロポロ涙が出ました。
吐き気が止まらず
昨日帰宅してから
もう10回以上嘔吐してますと伝えました。
先生は
吐き気止めのお薬注射しておきましょうと仰って、夕方には治療薬が届くので17時頃に再診来て下さいねと。
水は自力で飲んでいますが吐いているので脱水が心配ですと話すと、この後吐き気が止まってくれば問題ないでしょうとのことでした。
また寝たきりになったらスポイトで口にお水を入れてあげよう。
今日の夕方には治療薬が届くからそれまでの辛抱と自分に言い聞かせて処置後帰宅しました。
しかし
吐き気止めを入れて頂いたにも関わらずトロンさんの吐き気が止まることはありませんでした。
吐くペースは2時間くらい空くようにはなりましたが、もう胃の中が空っぽで出すものがないのに吐き気が強い為かなり辛そうでした。
もう少し
もう少しの辛抱…
と時計とにらめっこしている時に
病院からLINEが入ってきました。
実際のLINE画面です。
この時の絶望感といったら
言い表せない程でした。
そんな…
14歳の老犬が飲まず食わずで丸3日を過ぎて
こんな状態で
明日までもたせられるのだろうか…
正直な思いでした。
夕方の診察で
入院になるかもしれかもしれない
と覚悟して行ったのですが
先生は
『表情は思ったよりもしっかりしていますね。
点滴しておきましょう。
あと、昨日のテスト薬が少し残りすぎてしまっているみたいなので、それを抑えるお薬をもう少し追加しておきます。』
と仰って
皮下点滴も5分程で終了し
おどろく程あっさりと
『では明日』
と言われてしまいました。
あまりに心配で
『もぅ食べれなくなって3日経ちますが、体力大丈夫でしょうか?
明日は朝一番に来ていいですか?』
と聞くと
『明日お薬が届いたら缶詰めからあげてみましょう』
と昨日と全く同じことを仰いました。
そしてその後に
非常にモヤモヤする言葉を…
『明日は息子の卒園式があるので夕方お電話させてもらいますね』
と。
分かっています。
先生にも大切な家族がいらっしゃることは。
明日が休診日で開けて頂けるだけ有難いということも。
でも
トロンさんだって私の息子です。
私の息子は
確実に危険な状態なのでは…
と思うとモヤモヤせずにはいられませんでした。
ですが
逆にお医者様から見て
そのくらいの余裕のある状態なのかなと思うようにして
大丈夫。
きっとこの子は大丈夫。
と自分に言い聞かせました。
その日の夜は
点滴で入れてもらったお薬の効果かトロンさんはぐったりと力の抜けた状態に戻っていき、かろうじて頭を上げれるくらいでした。
吐き気は少し治まっていました。
束の間のひととき。
これが最後の動画になりました。
四日目②につづきます。
