義母は絶句した後、

「…どういう事?」

と静かに尋ねて来ました。




すぐにタローを迎えに行かなければならなかったので、罪を犯した痛みさえ感じなかった私は、謝罪もせず、

義母に言われるまま淡々とタローから来た「死にたい」メールを転送しました。




だいぶ時間が経った頃、

義母からメールが届きました。




「お父さんに相談してみます」




かなり悩み苦しんだと思います。




私はもし離婚すればタローとの縁はかなり切れますが、義父母との親子関係は切れませんから…


義父母に重い十字架を背負わしてしまったことに気づいたのは、かなり後になってからでした。





その時の私は、

なかなか進展しない毎日に、頭を抱えているタローを見下ろしながら


「どーしてタローってこんなに身体が丈夫なんだろう。こんなに苦しんでいるんだから、心臓発作や血管切れちゃった方がタローも楽になれそうなのに」


と、支えるどころか冷酷なことばかり考えていました。





タローがうつ病になって、義父母とは良い関係に変わっていきましたが、

逆に私は、血が凍るように心が冷えていたのです。





心理検査せずとも、私のパーソナリティ障害もかなり毒々しい異様な特性を持っていると気がついた出来事でした。