エール出版の「私の東大合格作戦」は、2023年11月28日現在で、2024年版は出ておらず、どうやら2023年版(2022年9月2日発売)が最終版だったようである。ファンだったのでとても悲しいが、売れなくなったのであろう。ツイッターで検索してみても、今年度版が出ないことを気に掛けている人はいない。京大合格作戦は2022年版で終わったものの、y.sasaki (@tagirisu)さんという方が2023年版はいつ出るかエール出版に問い合わせておられたのであるが、そういう人すらいないのは些かさみしいものがある。

「私の東大合格作戦」は、国会図書館サーチで調べてみると、1972年から始まったようである。姉妹シリーズに「無名校から私の東大合格作戦」があり、こちらは1981年版から2002年版まで出ていた。「私の東大合格作戦」が二分冊だった時期もある。2003年版から2007年版までと2009年版である。Part2はそれぞれ「一発逆転篇」である。「無名校から私の東大合格作戦」がなくなり、Part2に代わった形である。

ファンとはいえ、これらすべてを揃えているわけではない。持っているのは、「私の東大合格作戦」の1980年版、1995年版、1997年版、1999年版、2000年版、2004年版Part2、2006年版Part1、2008年版から2023年版まで、「無名校から私の東大合格作戦」の1999年版、2001年版である。コレクションとしてはいかにも中途半端ではあるが、このくらい持っていれば語る資格くらいはあるのではなかろうか。

「私の東大合格作戦」の1980年版は値が張ったのを覚えている。2ちゃんねるの東浩紀スレでこの件を話したところ、ブルジョアではないかと言われたこともあるが、ブルジョアというほどではないであろう。また、文化資本の高い人は「私の東大合格作戦」が好きとは決して言わないと指摘されたこともあり、それが本当かどうか気になるところである。

ちなみに、関連シリーズとして「私の司法試験合格作戦」の1980年版、1981年版も所有しており、これらについても話す機会があるかもしれない。こちらも高かった。

「私の東大合格作戦」は1972年から2022年まで、実に半世紀にわたり続いたシリーズである。その歴史をふり返る価値は十分にあるのではなかろうか。