今回、長年使っていた扇風機が接触不良になってきたので買い替える事にしました。

熊本はまだまだ扇風機が活躍します。


私は室内干しをする時のサーキュレーターが欲しかったので、サーキュレーターを買って扇風機代わりにすれば良いじゃん?と夫に言ったのですが


「ダメだダメだムキー!サーキュレーターは風が真っ直ぐ過ぎて‥どーのこーの‥」


風が真っ直ぐだとどうして扇風機として代用できないのかは分からなかったたのですが、どうやら風にはこだわりがあるみたい。



で、これが良いと見せてきた物が



ほらね

やっぱり、dyson


これ来ると思ってたのよね〜真顔



近未来的な家電が大好物な夫は、羽がないのに風がでる不思議なダイソンに興味しんしん目


心地よい風も評判なダイソンだけど、うちは空気清浄機は使わないし、暖房器具も間に合ってるのにこのお値段‥。

しかも、私はサーキュレーターを必要としてる上に、近未来的な形の家電には興味ない!!


と、やんわり反対して(あんまり強く反対すると天邪鬼が発動するので)やり過ごしていたところ、北海道に帰省し、実家で使ってた扇風機がサーキュレーターとしても使えるし風もめちゃくちゃ良かったと見せてきたのがこちら





いや〜んラブラブ素敵じゃないラブ
お義母さんが選ぶものって、本当に素敵な上に使い勝手が良いものなのよね飛び出すハートちょっと高いけど。



夫の実家はごく普通の中流家庭なのですが、使っている物は妥協せずに吟味して選び抜かれたものばかりで(タッパーだって野田琺瑯とイワキで揃えてある。)全ての物が質と使い勝手を重視して選ばれているので、ちょっと高級品キラキラそれを手入れしながら長く使うという丁寧な暮らしを実践している家庭なのです。








雪深い北海道の田舎町で暮らしていた義家族は、吹雪も多く外に出られない真冬に物が壊れて何日も不便な思いをした事が度々あったようで、物を選ぶときの優先順位は、安心して長く気持ち良く使うために、まず質と使い勝手、その次にデザインを重視していて、お値段はなんと最後らしいびっくり


夏でも冬でも気軽に修理や買い替えに行ける環境だった私からすると、質が良い物ってお金持ちの自己満足でしかないと思ってたのですが、雪国で物が壊れるという事は死活問題にもなりかねないので、北欧とか丁寧な暮らしとかが流行る前から自然と良いものを長く使うという考えになっていったのだそう。


良いものを使うって、見栄や自己満足でなく、厳しい冬を快適に過ごすために生み出された価値観だったんですねー。


ずっと勘違いしてました泣き笑い


とはいえ、今の扇風機は安い物でも10年ぐらいは使えるけれど、義家族の価値観では、その10年を普通の風を浴びて過ごすか、心地よい風を浴びて過ごすかと考えると、同じお金を出すなら多少高くても心地よい風を浴びて過ごす方が断然お得だという考え方だそうです。


私は安いものを長く使って得をしたと思っていたので、もう目からウロコ!


という事で、我が家も丁寧で心地良い生活を実践したく、かもめファンをお迎えすることにしました気づき



長くなったので②に続きます〜