感覚が放浪してる夜。
……ごくたまにあるんだが
……何故だろう。
こういう時は
いつもまったく考えない事が
鮮明と湧き出てくる。
さっきまでは
普通の感覚でいたのに
何がきっかけで
こういう感覚になるか
分からないが
きっとこれは
自分の中の
[毒素の感覚]が溢れてきたので
これと
向き合い、戦い、考え、悩み、
更にそれを
咀嚼し、消化し、
良い栄養素に変化させ
元の感覚に戻すのであろう……。
感覚の裏と表は必要不可欠。
気付けるだけに面白いが
放浪は免れない。
暗中模索してるのに
光は見えているこの矛盾。
年に数回の
不思議な感覚だが
ただ
心が一瞬[無]にもなれるという
貴重な瞬間の時間。
そんな
心地よさと不快な感覚の中で
いつもは絶対に感じない
[考え]を
けして否定はせず
感情に直視させて
今夜は眠ろう。。。