実家の両親、二回目の接種を済ませました。
東京二十三区内です。
超都心です。
母は八十代半ば、父は九十を超えました。
しかし今回、すべて自力でやりとげました……母が。
予約受付開始の日、「今日は一日電話をかける」と決め。
朝からかけても繋がらないけれど「まあ、午前中は無理よね、夕方にはなんとかなるかしら」とかけ続け。
本当に夕方に通じて、予約を取りました。
で、五月に一回目接種。
接種会場から帰ってきたらそのまま、二回目を取るために電話。
これがあっさり通じて、二回目を予約。
そしてその二回目も、無事済ませました。
副反応はほとんどなかったそうです。
母のほうが、翌日腕が少し痛いかな???くらい。
一回目の予約の電話を「全然大変じゃなかった」と言う母ですが、一日かけ続けて夕方に通じたのを「大変だった!」と感じる人もいることでしょう。
私が学生時代などに、お芝居のチケットを取るのに朝からチケットぴあにかけ続けてい姿を見ていたのがよかったのかしら……?
または、お盆の帰省用の切符を取るために、電話をかけたり窓口に行列したりしていたのもあるかしら。
もちろん、運もよかったのでしょう。
武士が「お母さん、今なら宝くじ当たるかも!」と言っていますが、むしろ、運は使い果たしてしまったのではないかしら。
というわけで、あとは我々の接種を待ち、そうしたらようやく、親にもゆっくり会えることでしょう。
まずは、姉の夫が、ぎりぎり高齢者枠で大手町で今週末に予約が取れています。
あとは全員高齢者の枠には入っていないので、待つ。
我が家など、どう考えても、優先順位はとても低いです。
医療従事者でもなく高齢者でもなく、持病もなく、エッセンシャルワーカーでもなく、介護や教育の現場にも関係なく、通勤すらしておらず、家に閉じこもって淡々と仕事をしているのみ。
ワクチン接種がはじまったころには、年内に順番が来ればいいかなあと思っていたのですが、この感じだと、半袖の間に来ればいいなあ、という感じですね。
みんな、頑張っている。
テレビでは頑張っていない人ばかりを取り上げて観る人をいらいらさせていますが、大部分の人は、本当に頑張って耐えている。
とりあえず、コロナがおさまったら温泉に行きたい、という希望を胸に、今日も家で仕事をするのです。