みなさま、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。たくさん鳥が見られる一年にしたいですね。
年末年始時間が有り余っていたのでご近所鳥散歩をしましたのでその記録です。
★ご近所の川原編★
下流や河口でのバードウォッチングと、中流の小さな川でのバードウォッチングは全然違う。
河口の鳥たち以上に、小さな川の鳥たちは人の気配に敏感で、顔を出したと思った瞬間にすぐに草むらの奥深くに引っ込んでしまう。
枯草の中から「チチッ」という声が聞こえる。よく目をこらしてみるとアオジがいた。一瞬顔を出したがまたすぐに草のなかに逃げていく。
(草が邪魔)アオジは全然顔を出してくれない。
写真はないが草むらには数羽のホオジロもいた。ホオジロは春になると人間などお構いなしにあちこちでさえずるのに、冬は全然顔を見せてくれない。
同じ小鳥でも人間などお構いなしの面々もいる。エナガやシジュウカラ、メジロの混群は、追いかけまわしたりしなければ近くでとどまってくれる。
エナガ。ほっそい枝に2羽も止まっていたのは謎。
ちょっと遠いけどシジュウカラ。地面に何があるのか。
近くまで来るのをいいことにエナガたちの動きをじっと観察してみた。枯草や枯れ木ばかりの川原で彼らは何を食べているのか。枯草(ヨシ)をエナガがペりぺりめくっているのを見たことはある。節の中に潜んでいる虫を食べているのか。
近すぎて逆にピントが合わない
枯れ木(アカメガシワ)に群がるエナガを見ると、
冬芽や、木の皮がはがれている箇所をさかんにつついている。
アカメガシワは葉から蜜を出してアリを呼び寄せたりするらしいが、冬の木にも虫がよくいるのだろうか?
エナガやシジュウカラたちは特に木を選んで飛んでくるわけではなく、川原をあちこち飛び回りながら虫や木の実を探している。メジロは木の実や花があるとよく寄ってくるが。
アオサギやカルガモ、コガモなど大きめの鳥も、川幅が広い河口と比べると人間を気にしてはいるようだが、大きい鳥の余裕なのか割とまったりしている。カモたちはゆっくり草を食み、アオサギは人間をじっと監視する。
カルガモがたくさんいる。
コガモは一心不乱に草を食べていた。
こちらをじっと伺うアオサギ。
人間を監視している鳥はアオサギばかりではない。ジョウビタキ・イソヒヨドリ・モズといった縄張り意識高い系バードたちは、双眼鏡を覗いている人間を監視し、なんならさえずりながらこちらに近づいてくる。
あっち向いてるけどジョウビタキのメス。草むらで隠れたがる他の鳥とは一線を画し、飛び出てくる。
民家の屋根で鳴いていたのにわざわざ近くまでやって来たイソヒヨドリ。若鳥っぽいので好奇心で見にきた説はある(?)
モズ。草が邪魔。
バードウォッチングなどというが、どちらかといえば人間は監視される側である。陰謀論的なものではない。人間が思う以上に鳥は人間のことを観ている。
トンビが電柱の上でよく鳴いているなと思っていたら大きなパンをゲットして一心不乱に食べていた。
美味しそうなパン。どこで拾ってきた?
周りにカラスが群っていたが、トンビはすごい剣幕で鳴き、パンを独り占めしていた。カラスは強奪をあきらめて電柱の下に移動し、落としたパン屑のおこぼれにあずかっていた。
右方向にいたカラスの群れをめちゃくちゃ威嚇してる様子
真横まで行ったが奪えそうにないので下に移動したカラス。
カラスの観察力と柔軟さには恐れ入る。ほかの鳥や人間を観察して柔軟に行動できるからこそ、カラスは街中であれだけ大きな顔をしていられるんだろうなあと思った。
☆ご近所の公園編☆
冬は食べ物が少なくなるためか、普段はヒヨドリとスズメばかりの公園にも色々鳥はやってくる。
特に人がいない朝早くがねらい目だ。年末年始の静かな城跡公園でバードウォッチングをして鳥たちを怖がらせましょう!
(怖がらせてはいけない)
ピィーッ!!!ヒヨヒヨヒヨ!!!!!キョロリロ!!
……いや、やっぱりヒヨドリばかりだな。小鳥10羽いたら体感8羽はヒヨドリ。冬になると公園の鳥は増えるが、ヒヨドリの割合(ヒヨ率)が減るわけではない。
なぜこの公園はヒヨ率が高いのか。常緑樹が多く木の実がたくさんなっているからだろう。そしてそういう公園は総じてほかの鳥も多い。ツグミやシロハラ、イカルやシメ。いかにも木の実が好きそうな面子だ。
ツグミの群れが枯れ木に花を咲かせる。頭上を警戒している様は花というよりはタケノコ(?)
ツグミの群れに紛れてしれっといたシメ
イカル。鳴き声は何度か聞いたがこの公園で姿を見たのは実は初めて。
ツグミは、冬に渡ってきたばかりの時期は木の上で過ごす、と図鑑などには書かれているが、何を食べているんだ? と不思議だった。観察するとヤドリギやサカキの実を食べていた。
(暗い)サカキの黒い実をくわえているツグミ
ツグミと同じ行動をしていたシロハラ。青々とした葉の中でツグミと小競り合いを繰り広げていた。
春のツグミは川原などで地面のミミズを食べている印象が強いが、なるほど木の上にも食べ物は豊富にある。
都市公園によくいる面子--シジュウカラ、エナガ、メジロ、カワラヒワ、コゲラも、この公園にはたくさんいる。この小鳥たちの狙いは桜や松などの枝にいる虫のようだ(メジロは花の蜜や木の実、カワラヒワは松ぼっくりも好き)。
コゲラ。いつでもいる鳥だが冬は葉が落ちて観察しやすい。
躍動感あふれるシジュウカラ。
この公園にはビンズイもたくさんいる。ここのビンズイは人間がいてもお構いなしに地面で餌を探している。
ビンズイやツグミがよくいる天守閣跡の近くは山の頂上なので、犬の散歩もあまりみかけないが、そのあたりも関係しているのだろうか。
公園は鳥がよりどりみどりすぎて全然散歩にならない。1時間くらい歩いていても鳥をじっと待っている時間が長くて5000歩くらいしか歩けていない。正月太り解消にはバードウォッチングはあまり効果がない気がする。楽しいのでオッケーです。
みなさんもぜひ、冬休みに鳥を見てはいかがでしょうか。
正月なのでだらけ気味のキーウィ。正月飾りをつけてサンドウィッチマンみたいなことになっているペンギンを添えて。
それではまた、次の鳥散歩でお会いしましょう。

























