ゴイサギという鳥をご存知ですか?
夜行性で目が赤いサギの仲間なのですが、子供の頃に夜の川辺で何気なく上を見上げたら、木の枝にとまっていたゴイサギの大群が真っ赤な目で私を睨んでいました。
RENです

インコやオウムの飼主にとって放鳥は毎日の日課、鳥達も楽しみにしている大切な時間ですね

人と鳥がコミュケーションをとる楽しい時間であると同時に、とある問題に悩まされている飼主様もいらっしゃるかと思います。
「インコがケージに戻ってくれない!」
という悩みを抱えた事のある飼主様は多いのではないでしょうか?
思う様にケージに入ってくれない余り放鳥するのが億劫になり、日に日に放鳥回数が減り、やがては手乗り崩れが起きて厄介者扱いをする様になってしまった。この様な出来事が実際に起こっています。
これでは折角のペットライフが台無し、人も鳥も不幸になるといった悲しい結果を招かない為に、今日は一鳥飼である私が実際に実践して効果を得た解決法をご紹介させて頂きます。
インコがケージに戻らない時の対処法は?
鳥の賢さはあなどれません。何故なら彼等は人間がケージに戻そうと思って近付くと、それを察知して逃げ回るのだから。
元々は素直にケージに戻ってくれていた子なのに、ある日突然ケージに戻らなくなった、という事もあります。性格が変わったのか反抗期なのか、ケージを嫌がる理由が生まれたのか。
我が家に5羽いるインコ(セキセイ3、オカメ2)は皆、私が何の対策も無しにケージに戻そうとしても入ってくれない子達です。しかし、私は現在このテーマでストレスを感じる事なく放鳥しています。戻って欲しいタイミングでケージに戻す方法を見付けたからです。
まずは、鳥がケージに戻らない原因を解消する事から
問題には必ず原因がありますよね。
鳥がケージに戻らない原因として考えられるモノは何でしょう?

1.ケージに不満がある
2.ケージの外で餌を与えている
3.放鳥時間が足りていない
まず、前提として覚えておいて頂きたい事は、手乗りの鳥にとって楽しさの基準は(ケージ外>ケージ内)であると言う事です。狭くて退屈なケージの中よりも、広くて好奇心をそそるモノが沢山あって飼主とも触れ合えるケージの外の方が楽しいのは当然。
それを踏まえてお話しします。
1.ケージに不満がある
ケージ内の環境が悪ければ悪い程、ケージへ戻る事を嫌ってしまうのは仕方がない事です。ケージが狭い、汚い、暗い等の要素は出来る限り取り払ってあげて下さい。
2.ケージの外で餌を与えている
これは私の中で最も重要な原因だと思っています。後で説明する解決法にも関係する事です。少量のおやつ程度なら問題ありません。
3.放鳥時間が足りていない
放鳥中に十分な運動をしなければ健康にも問題が生じますし、体力が有り余っているとなかなかケージへ戻ってくれません。
最低でも1日1時間の放鳥時間は必要です。時間的に難しい方であれば30分を2回に分けて放鳥するのもいいでしょう。
私が実践してみて、最もよいと思った方法
まずは上記3点の原因を改善します。
その上で私が実践している方法をご紹介します。
1.放鳥する1時間〜2時間前から餌を抜く。
2.放鳥中は餌を与えない。
3.放鳥時にしっかりとコミュケーションを取り、運動も十分にさせる。
4.遊ぶ事に満足するとリラックスモードに入り、この頃にはお腹が空いている。
5.餌をケージに入れると鳥が自分からケージに入る様になる。
6.これを習慣にすると、遊び疲れてお腹が空く頃には餌を入れなくても自分からケージへ戻る様になる。
ポイントはケージに戻ると餌を食べられると認識させる事。その為、放鳥中にいつでも餌を食べられるという環境を作らない事が大切です。
放鳥前の餌を抜くタイミングを決めておくと遊び疲れて空腹になる頃合いも同じになり、放鳥時間が自然と一定になります。
我が家ではこれを習慣にしており、古株の賢い子達は放鳥時間が終わる頃には自分からケージに戻って餌を待っています。やんちゃ盛りの若い子は、まだ遊んでいたいという気持ちが強い為か、餌をケージに入れるまで粘っていますが。
放鳥時間が終わる頃に自分でケージへ戻れた子には、普段の餌を与える前に特別なご褒美をあげて褒めてあげると良いでしょう。
我が家のオカメインコのポン太はまだ若い子ですが、段々とこれが習慣になってきています。
愛鳥との生活を楽しむ為には、人間が知恵を使って関係を円滑にする必要がありますね。皆様のペットライフが、明日はもっと素敵なものとなりますように。
REN.